- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774503813
作品紹介・あらすじ
21世紀こころある女性はすべて30独身女になる。
感想・レビュー・書評
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もし、自分に悩んでいる30代の女性がいたら、是非読んで欲しい。
30独身女、素敵です!!
個人的にすごく気に入ったフレーズ⬇
「つまり、20代の恋愛は甲子園、30代の恋愛はプロ野球なんだ。」(p.148)
うますぎる例えだと思う!笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「自由」を追い求めた結果の「不自由さ」:自分しかいない世界への入り口
「自分の気持ち至上主義」時代の結婚・子育てを論じた「フロン」の実質的な続編。2001年の作品であるが、その主張は10年後の現在でも全く色あせることなく、新鮮で斬新な考え方に思える。
女性が「一生女の子でいる」時代から、男性同様に「大人」になる時代。
自立した女性は現在の男性と同じように、機能・目的別に付き合う異性を変えていく「n対n恋愛」が主流になっていくと著者は言う。
それは「オンリーユー・フォーエバー幻想」を基にした「1対1恋愛」とは全く異なり、人間関係・恋愛関係の自由化を意味する。
この主張自体に異論はない。
しかし、これが本当に幸せなことなのかというと僕はそうではないと思う。
この自由化は「誰かに必要な大事な人」になる自由を手放すことになるからだ。人は「誰にも必要とされない自分の存在の軽さ」に耐えられないと僕は思う。
この本だけではなく、「フロン」で語られた主張に対して、今ならこう言える。
「自分の気持ち以上に大事な人」Larger than Lifeを見つけることが人生の醍醐味を味わうことなのだと。
常に幸せなことを追い求めることは、結局、幸せを逃すことにつながることを僕は忘れてはいけないと思った。 -
スラスラ読めて、面白かった
少し時代は古いけど、30前後の女が抱える特有の悩みというか思いは変わらないなあと思った
個人的にすごく共感できて、世の中が何も言わなければなんの問題もない状況って思うし、
自分の中の社会が許してくれないっていうのはほんとにそうだなあと思った
読みやすくて、最後はちょっと前向きな気持ちになれて良かった! -
おそらく、「岡田さんが30独身女の遊び相手をゲットするために書いた壮大なラブレター」という意味合いがとても強い一冊。
ただ、内容は侮れない。10年以上前の作品なのだが(2001年発行)、30代前後の女性の持つマインドに鋭く切り込んだトピックは、いまでも有効なのでは?と思われる(男なんで本当のところはわかんないですが)。 -
読了
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大学生になった! 運命の出会いが待っているかも! でもちょっと考えてほしい。出会いの先に何が待っているのだろう。恋愛? エッチ? 結婚? この本は10年近く前の本だけど私たちはいまだに自由ではない。なのに自由でないことに我慢ならなくなったんだ!
(宮崎大学 学部生) -
オタキングとしてテレビに出ている時は特に興味なかったのに、この本を読んで以来、岡田斗志夫先生から目が離せません。
それなのにどうして、ここまで言ってくれているのにどうして、頭では分かっているのにどうして、「いつかは結婚しなくちゃなあ」と思っているのでしょうか、私。
結婚制度がなくなればいいのになあ。そうすれば、結婚するかしないかで悩まなくてすむのに。 -
サブタイトルは
「21世紀こころある女性はすべて30独身女になる」笑
みんなにこの本勧めて仲間を増殖させようとしてるせこい女の子的な部分を持つ私。
やってひとりぼっちは怖いもん笑