メンタルパワー

著者 :
  • 現代書林
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774513645

作品紹介・あらすじ

メンタルを高めるための4つのパワー。何度でも立ち上がれる自分でいる方法。自身の体験や、過去にコンサルティングをしてきた1000名以上の事例からまとめたエッセンス。

感想・レビュー・書評

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  • 日本古来の文化や神道を生かした講演会や、経営コンサルティングを得意とする著者の一冊。

    「メンタル」と似た言葉に「心」という言葉を使うことがあるが、本書では、「心」とは、思考したり悩んだり、感情が発生するところであり、その「心」に体の感覚をプラスしたものを「メンタル」と分けている。

    不安を感じたとき、その不安を感じているところが「心」で、息苦しさや不快感などの体の感覚をプラスした内面全体を「メンタル」ということになる。

    だから、プレッシャーに立ち向かうには、「心」を強くするだけでなく、体の感覚を強くするため、「メンタル」のパワーを高めていかないといけない。

    「メンタル」を強くするには、自分に自信をもち自分なら大丈夫だという「自尊心」をもつことで、メンタルの土台をつくり、古来、中国から日本に伝わった「禅」を行うことで、感情を落ち着かせ、集中力を高め、自分の中心に入っていくような感覚をもつことでメンタルに栄養を与え、日本人の和の精神にも通じる「調和均等力」により、常に真ん中という位置にいることを意識することでメンタルの傷を修復、自分のことばかりを考えずに組織や公、社会や全体にメリットがあることを意識し「超・個人」であり続けると、より広い視野で全体を見ることができるようになり、メンタルパワーも上がっていく。

    しかし、常に全体のメリットを考えながらとはいえ、自分を忘れるのではく、自分が充実していないと他人を満たすことができず、全体のことなんて意識している場合ではない。あくまでも、メンタルの土台は自尊心であり、自分からスタートであることは忘れてはいけない。

    自分はメンタルが弱い方ではないと思っていたけど、この本を読んで、自己評価では4番目の段階である「超・個人」の途中な考え方はできるようになってるなと感じた。ただ、時と場合、相手によってはその考え方ができなくなることも感じているので、まだまだいつでも土台を作りながら、栄養を与え、傷を修復しつつも、全体のことを考えていけるように器を大きくしていこうと思った。

  • 『本を読んだらすぐにできることを3つ書き出す。書き出した3つはその日か次の日に必ずやってみる。やってうまくいったものは続け、うまくいかなかったものは改善する。』

    『自分自身と調和できている人は、「思っていること」「話している言葉」「実際の行い」の3つがぴったりと合っています。』
    『自分の心を支配できないものに限って、他人の意志を支配したがる』

  • OG須さんお勧め図書

    【感じたままに行動すれば、望む人生を生きることができる】

    私なりにこの本をひとことで表現してみました。
    アメリカの成功哲学とは明らかに違う、日本の成功哲学が書かれています。
    人はそれぞれが完全な存在であり、ひとつも欠けることのない仏です。人(仏)は、修行を続けることで、完全な存在の仏であり続けることができます。

    道幸さんは、その修行の中で身につけた方がよいものとして、「自尊心」、「禅」、「調和均衡力」を提案しています。感じる世界の3つキーワードをこれまでの事例を取り上げてわかりやすく説明しています。
    そして、その3つを自分のものにすると「超・個人」を創りだすというのが大きな流れです。

    読み終わったあとに、徐々に自分に自信を持たせてくれる本でした。
    興味をもたれた方はこちらも参考にしてください。
    素晴らしい本との出会いに感謝します

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著者プロフィール

神道研究家・ビジネスプロデューサー・出雲大社権少輔教

「2016年 『ゆほびかGOLD vol.30』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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