いぬのかんごふさんベッツとタンクル (絵本・ほんとうにあった動物のおはなし)
- 教育画劇 (2002年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774605289
作品紹介・あらすじ
ベッツとタンクルは、ラブラドルレトリーバーといういぬのなかよしおやこ。どうぶつびょういんのにんきものです。きょうもはりきって、「さあ、おしごと!」…そう、にひきはいぬのかんごふさんなのです。
感想・レビュー・書評
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犬の親子のベッツとタンクルは動物病院の看護婦さん。
動物病院でもずっと一緒にいられる動物がほしいということで子犬のベッツを飼い、ベッツが成長して産んだ子犬がタンクルだった。
ある日、タンクルが手術が必要になり、ベッツと別れ、他の動物のように檻の中で一夜を過ごしたとき、ベッツはタンクルだけではなく、他の動物たちもみんな辛いんだということに気が付く。
ベッツは怪我が治っても歩くのを怖がっている子犬と経たせようとしたり、子猫のお母さんのような役割をした。
タンクルは食いしん坊なのをいいことに食べたくない犬の隣でエサを食べて、食欲を沸せることが上手だった。
2匹とも動物たちの世話をすると褒められるので尚更やりたがるのだった。
あるとき、2匹が目の病気にかかり、休んでいると、患者の飼い主たちが2匹がいないことを寂しがる。
動物病院の人たちはベッツとタンクルが患者さんたちにも必要とされているのだ、と改めて思うのだった。
愛知県の獣徳会動物医療センターに実際にいるベッツとタンクルをもとにした絵本。
看護師犬として育てられたのではなく、自然とそうなったというのがすごい。
犬の絵が、本物の特徴をよく捕えているけれど、そこまでリアルではなくてかわいい。 -
頑張っていた犬が病気になってかわいそうだった。
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動物を癒す犬の母娘のかんごふさん。ずっと元気でいてほしい。
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図書館で子供が見つけてきました。うちにも同じようにラブラドールの母娘がいて、特に母親のベッツはうちの犬によく似ており、わたしがとても感動しました。子供も気に入って、何度も何度も読まされています。