- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774611082
感想・レビュー・書評
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まあまあ
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炎の明かりとぬくもりが伝わってくる。
終わり方がどうも理解できないけれど。 -
だんろのまえにいろんなどうぶつがきて、あたたまる。寒い冬に。
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疲れた時、休みたい時に読みたい絵本。暖炉の明かりがとても素敵。
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読み聞かせ所要時間:7分半
絵の雰囲気を大切に、ゆっくり読んだ場合の所要時間です。 -
子どもよりむしろちょっと疲れてしまった大人がぐっとくる絵本です。だんろの前で一休みしませんか?
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何かに疲れている人、迷っている人に言葉が温かく伝わってくる作品だと思います。
ただ、小さい子には伝わりにくいかな。 -
表紙には、暖炉の火が燃え、火を見つめて静かに座るうさぎと、のんびりねそべる猫が描かれている。文字も暖かな炎の色。この本を手にしただけで、柔らかなぬくもりが心の中まで伝わってくるようだ。
表紙の印象は、裏切られない。読み進むうち、主人公の ぼく とともに、安らぐことができる。
ストーリーはシンプルだ。
雪の降る山で疲れ切った「ぼく」は、木の幹にドアを見つける。中では暖炉の火があかあかと燃えており、うさぎに迎えられた「ぼく」は、心も体も温まり、動物たちとともにぐっすり眠る。そして、翌朝気持ちよく目覚めて、太陽に向かって元気に駆けだしていくのである。
印象深いのは、うさぎの言葉だ。
寒くて疲れた ぼく に、何もきかず、火を見つめながら
「つかれたら やすめばいいんだ、
むりしないで じっと していれば げんきに なるさ」
と静かに語りかける。
元気になった ぼく がお礼を言って去っていくときには、
ほほずりをし、
「きみが すきだよ」
と言って送り出す。
疲れた人がいたら、このうさぎのように、さらりと受け入れて、暖かい場所を提供し、やがてその人が力を取り戻したら、優しく送り出したいものだ。
そして、自分が疲れたときには、この本を開き、心を温めながら、うさぎの言葉をかみしめたい。
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寒い雪の中を男の子が歩いていると、大きな木の幹にドアがついていた。
奥には暖炉が燃えていて、ウサギや他の動物たちがいて、ウサギ以外はみんな眠っていた。
男の子も休ませてもらう。
目が覚めて元気になった男の子は木を後にするのだった。
不思議な話。
ずっと起きているウサギは何者なのだろうと考えてしまう。
画面が暗くて、本当にその場にいるみたい。