眠れぬ森の花嫁: サキュバスの呪淫 (MARY ROSE LABEL 6)

著者 : 日向唯稀

• コスミック出版 (2012年3月20日発売)

作品紹介・あらすじ

「17歳の誕生日までに処女を失わなかったら死んでしまうってどういうこと!?その後も一日一度は性交をしないと死んでしまうって、どういう呪い!?」誰もがうらやむ幸福な王家の世継ぎの王女には生まれた時から『サキュバスの呪淫』と呼ばれる呪いがかけられていた。そのため、王女を溺愛する王は絶倫王子を探そうとする。それに反発した王女は、頼れる執事と城出するが…。

感想・レビュー・書評

[覇王柴さんの感想 · 2013年3月12日]

十七歳までに○ってないと死ぬ上に、○ったらあとは毎日○らないとアカンよ、というとんでもない呪いをかけられちゃった姫の話だよ～ん、というファンタジーでコメディなTLかと思ったら、そこそこに現実的な落ちだったコメディTL(コメディだよな？) ヒーローフラグは建前執事な某国王子に立ってましたが、最後の隠し設定は本当に必要だったのか微妙。

[うらこさんの感想 · 2012年6月27日]

淫魔の呪いのせいで、なかなか結婚相手が見つからない、誰もがうらやむ大国の王女様エルビス。

17歳の誕生日までに処女を失わなかったら死ぬし、失ったら失ったで、毎日Hしないとまた死んじゃうっていうとんでもない呪いですが、これが王子だったら、ハーレムを作って、毎日順番にってことができるんだろうけど、逆だとこうなるのかって思いました。

そんなエルビスの側には、何事にも秀でているフォルテスがいて、父王もフォルテスをエルビスの相手に考えてくれているのに、いい返事はしないし、中盤までやきもき。

で、当て馬の王子様が現れたとたんに独占欲が出て来たのか、やっとHにまで進んだあとは、今までは何だったの？ってくらい、ラブラブになってて、ちょっと拍子抜けです。

最後には、この呪いは、王妃に理不尽な噂を流されて死んだ女の嘘だったと発覚するわけですが、そんなのに17年も振り回されたエルビスがちょっと気の毒です。

[片桐さんの感想 · 2012年4月20日]

ヒロインが子供っぽすぎてイライラする、ヒーローが訳分からなすぎてついていけない。更に文章が合わないっていう三重苦でした。。誤字脱字が多いのはともかく、文章が分かり辛い所が多過ぎて読むのに時間かかった。
あと、話が。タイトルからファンタジーっぽい話を期待していたのに見事に裏切られた感じです。酷評ですが正直な感想です。

著者プロフィール

著書は「世界はあなたで廻ってる！」（エタニティ文庫）など150冊以上。BL・TL問わず、働き者（稼ぐ男）とハートフルな職場が好物。

「2017年 『胸騒ぎのオフィス』 で使われていた紹介文から引用しています。」