「心の基地」はおかあさん: やる気と思いやりを育てる親子実例集 (続) (新紀元社の子育てシリーズ)
- 新紀元社 (2005年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775303917
感想・レビュー・書評
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いい本。また読みたい
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今から25年以上前のこと。
たまたま手に取った『心の基地はお母さん』に
世界観が変わるほどの衝撃を受け
以降二人の子供を育てていく心強い指針となりました。
子育てもとうに終わり(現在娘28歳・息子26歳)
今頃になって続編があったことを知り
子育ての答え合わせをするような気持でこの本を手に取りました。
子育て大成功なんてとても言えないし、立派な社会人かどうかも怪しいけれど
子どもたちは今二人とも活き活きと
充実した毎日を過ごしています。
あの時、平井先生の本に出会えて本当によかった。 -
子育てで大切なことは意欲と思いやりを育てることと主張する著者が、長年の研究の中で得たその理論と具体的な実例を、実に分かりやすく紹介した1冊。
読みながら、やや理想論なのではないかと突っ込みたくなる部分もなくはないが、著者の持っている信念と説得力は圧倒的である。
妻と見て認識を新たにしたのは、「お母さん、子どもの散らかしは大目に見て」「日本一は『子どもとよく遊ぶお父さん』など。
我が家の子育ても見直さなければいけません。 -
こどもがいたずらや言うことを聞かないのには理由がある。
同じいたずらも2ヵ月やれば飽きてやめる。
そう思って寛大にやればこどもを叱らずにすむかな(^-^;
やる気と思いやりを育てれば大きくなってもやっていける。
のびのび育ってそんな子になってほしいです。
わたしはこの本で幼稚園選びをしつけ系ではなく、外遊び系の園に入れることにせなかを押されました。 -
叱らない育児とはよく聞く言葉だけど、それは何しても怒らないのではなく、子どもがそうすることによって周りの人はどう思うかを伝え、思いやりの力や想像力を伸ばしてあげること。
そして大人は模範となる行動を黙って見せ続けるということ。
親のほうが、かなり忍耐を強いられることだと思います▷叱らない育児 -
子供の意欲は、親たちから「自由」を与えられることによってさかんになる。親たちは、何よりも子供から慕われ、子供に楽しい思い出を残すように育て方の工夫をする必要がある。親とともに過ごした楽しい思い出が、子供にとって「心の基地」となり情緒の安定に大きな意味を持つ。
子育てのなかで大切なのは、子供に「まかせる」ということ。
子供のしていることを見守りながら、口を出さない、手を貸さないこと。そうすることにより、自発性が発達し、意欲的になり、創造性も芽生えてくる。
親は子供を尊敬し、子供にあれこれと教え込もうという気持ちをやめなければならない。