- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775309957
感想・レビュー・書評
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2012年発表。
カントリーサイドを走る蒸気機関車に乗ってやってきた猫、
駅周辺の警備係を務める猫、
ディスカウントが利くスタッフIDカードを持つ猫…。
英国の駅舎に暮らす愛らしい猫たちの姿とともに、保存鉄道と駅周辺の観光スポットを紹介した全編フルカラーの英国猫本。
駅に暮らす猫たちがいると聞いて
日本人の感覚からするとちょっと不思議に思っていたけど、
(日本で思い出すのは和歌山のタマ駅長くらいかな)
電線を食いちぎったり食料を荒らすネズミ退治のために、
イギリスではかなり昔から駅で猫が飼われていたようです。
と言っても今では廃線になった鉄道を観光用に残した保存鉄道だけに限られてるようだけど、
とにかくどの猫もみんな自分たちの仕事や役割を持っていて、
ラブラブな写真を見ていると
駅で働く人たちに愛されているのが手に取るように分かります(笑) (普段は強面な作業員さんや整備士さんがニコニコしながらにゃんこたちを撫でてる写真に思わずニヤケてしまう)
日本のようにアイドル猫として
人間が付きっきりでコスプレをさせるわけでもなく、
ただの半ノラ猫として働く人たちと共存している、
その自然で自由なスタンスが余計にいいなぁ〜って共感を覚えました。
(自分たちの家は人間に作ってもらったりしてるけど、外に出たら鉄砲玉、外泊も多いのです笑)
いつもススだらけの三毛猫のエリカ。
在りし日のうちの愛猫ヤミクロにそっくりな黒猫のディンク。
黒と白のミックスで
ネズミを捕るのが得意なクウェーカー。
ちょっとぽっちゃりでやんちゃなペブルス。
みんなわりかしいい体格で(笑)、
誰にも媚びてなくて、
いい目をしてる。
いつかこの子たちに会いに
紅茶とスコーンと
日本からの秘密兵器・かつお節を持って、
英国をまったり鉄道で旅してみたいなぁ〜♪
イギリスの田舎だからこその、
レトロでのどかな鉄道や駅の写真がまた味わい深くて、
今日もこの本を開いて目を閉じれば、
我が心の妄想特急は
英国の緑豊かな山々を駆け巡るのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鉄道
猫 -
the cat on the railway train!
保存鉄道についても書かれてるので楽しい〜、イギリスの田舎。 -
カントリーサイドを走る蒸気機関車に乗ってやってきた猫、駅周辺の警備係を務める猫、スタッフIDカードを持つ猫…。英国の駅舎に暮らす愛らしい猫たちの姿とともに、保存鉄道と駅周辺の観光スポットを紹介。
先ごろ亡くなった和歌山電鉄貴志川線のたま駅長だけでなく、猫と駅舎の相性は洋の東西を問わないらしい。英国のローカル鉄道や保存鉄道(そういう鉄道の存在を知らなかった)で働く?猫のなんと多いことか。雨露しのげ、エサももらえて、ネズミも出る…確かに猫にとって駅舎は住みやすいのだろう。
(C) -
鉄道にネズミが出るので、駅で猫が飼われることが多いとな。みんな可愛がわれていてよかった。取材話も面白かった。
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駅舎の猫たちです。普段の飾らない姿がかわいいです。