真夜中あやかし猫茶房 楽園にいつまでも (ポルタ文庫)

著者 :
  • 新紀元社
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本棚登録 : 82
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775318768

作品紹介・あらすじ

猫と癒やしのあやかし物語、第三弾!

 両親と死別したことをきっかけに、それまで顔も知らなかった異母兄・進次郎のもとで暮らしはじめた高校生の孝志。猫又のみかげに呪いをかけられたせいで、満月の日以外は日中、猫になってしまう進次郎との風変わりな同居生活にもずいぶん慣れてきた。進次郎が近所の猫たちの力を借りつつ夜だけ営む猫カフェ・みかげ庵には、時折ワケありの客が訪れるのだが、彼らとの出会いを通して、いつしか孝志は、不器用だが優しい兄と、実は兄を大切に思っているみかげといつまでも一緒にいられるよう望みはじめる。そんな孝志の前に、あるとき、主を捜す傷ついたあやかしが現れるが……。

感想・レビュー・書評

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  • 初めから変わらなくて、でも少しずつ変わっていく様が好き。
    いつまでもそこで仲良く過ごして欲しい。

  • 最終巻。普段はあまりあやかしとかにまつわる本は読まないので、式神とか聞きなれない言葉が知れたから読んでみてよかったかと。最後の最後で兄弟BL感が凝縮してた…! と言ってもあくまで私の目線で見た感想だが。みかげさんなんか進次郎の顔に体をすり寄せちゃうし…ってこれまたみかげが猫の時の話だが。私が読むとちょっと強めな男同士の絆や兄弟間の絆というのはすぐに腐ってしまうのであった…。

  • 相変わらずふわふわしたノリですが、居心地の良い場所にいつまでも居たいと願って、やっと孝志が一歩踏み込んだ感じ。優しい穏やかな兄弟なので、そのまま幸せのままでいて欲しい。

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著者プロフィール

3月生まれのO型。独特な和風ファンタジーの世界観と、人物たちの日常に寄り添うドラマ展開を描き出す、実力派作家。代表作に『遠鳴堂あやかし事件帖』シリーズ、『九十九さん家のあやかし事情』シリーズ、『あやかし嫁入り縁結び』シリーズ(富士見L文庫)など。一作一もふを心がける。

「2020年 『あやかし双子のお医者さん 九 再会の飯綱使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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