- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775501009
感想・レビュー・書評
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例文がいくつもあり、改善前と改善後を比較しながら理屈と納得で進めることができます。結構手厳しく「段落のいいかげんな人は、書こうとしている思想もまたいいかげんで、不正確で、非論理的だとみられても仕方がないであろう。」など、身につまされる思いです。読んだ後、名文にはより感心し、悪文はその理由をこの本から探したくなります。
例文の強い癖(極度の嫌米かと)に少々気が散りますが、それでも読んでよかったと感じる本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は良いですが、詳しすぎて読むと疲れる。わかりやすいかどうか?もう少し簡潔な要約版が欲しいところです。
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私が、分かりやすい文章・論理的な文章を意識し始めたのは大学生のインターンのときです。
それ以来、枝葉を取り払った論理構造を意識することと、その論理の順序に従うことと、要は何を言いたいのかをいつも問うこと(要約すること)を大切にしてきました。
この本に書いてあるのは、それとはまったく違った観点から「分かりやすい」文章を書くための方法論です。論理がどうこうではなく、一読して意味がとれる文を書くための技術が解説されています。
例文が多めで途中で読み飛ばしたくなる部分もありますが、少し手を加えるだけでこんなに変わるのかと驚くばかりでした。
論理を組み立てる訓練だけでなく、この本のような日本語の技術も身につけたいものです。 -
イマイチです。
内容は良いのですが、構成が良くないように感じました。
シンプルに、間違い→正解→解説 という感じなら読みやすかったのですが…
何よりも、間違いの例題が長く、読むのにイライラしてしまいます。
今はもっと読みやすい本がたくさんあると思うので、敢えてこの本を読む必要はないかと思います。 -
展示期間終了後の配架場所は、開架図書(2階) 請求記号:816//H84
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文章を少しでも良くするために読んでみた。助詞はまだ難しい。
わかりにくい文章の例に自分のしていることが出てきて苦笑する。
ちょっと説明がくどいが、自分の思っていることを正しく伝える文章にするには、技術も必要と実感する。 -
今までただ書いて悩んでいたが、この本でどう悩めば良いのか学べました。
すこしだけピックアップしますと、
文章を書くには技術が必要
多くの文章は組み替えるだけで非常に読みやすくなる。
かかる言葉と受ける言葉をできるだけ直結させる。
長い装飾語ほど前に持ってくると判りやすくなる。
大状況・重要度の高い内容ほど先に。
点の打ち方には注意する。
流れを変えやすいので気を付けなければいけない。
長い装飾語の時にうつ
語順が逆順の時にうつ(文頭に短い装飾語で、強調したい時など)
重文の境目(同じような内容のとき)
呼びかけ・驚嘆などのあと
やってはいけない点の打ち方
列記するとき。 【】や・やカタカナなどを使って工夫する