蹂躙の褥 -買われた若旦那ー (プリズム文庫) (プリズム文庫 ay- 9)

著者 :
  • オークラ出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775515372

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  • 投資会社社長 X 老舗料亭跡取り 年下攻 再会 勘違い

    老舗料亭『いち屋』の跡取り息子の真純は、経営が苦しい料亭への融資を頼むため、投資家に指定されたホテルへと向かう。気弱な真純には荷が重い仕事だったが、入院した父を安心させたくて必死な真純の前に現れたのは、偶然にも大学の後輩の朝孝だった。驚きながらも真純は単純に再会を喜ぶが、そんな真純に対して、朝孝は融資と引き換えに自分のものになれと冷たく要求してきて...

    まーありがちなお話しですが、それなりに楽しく読みました。
    だって嫌いじゃないんですもの、こういう話(笑)

    融資の話で会ったのは大学のゼミの後輩だった朝孝で、
    嬉しそうに喜んだもの束の間、融資の交換条件に身体を要求されて。。。
    とテッパンネタではありますが。
    まぁ攻・朝孝の勘違いのせいなんです~
    その勘違いのせいで受・真純を激しくHしてますけどね ^^;

  •  老舗料亭『いち屋』の跡取り息子である真純は、時代の流れには逆らえず、経営が厳しくなった料亭の再建計画への融資を頼むため、投資家に指定されたホテルへと向かっていた。
     本来であれば、社長を務める真純の父が行くはずだったが、脳出血を起こし倒れてしまったのだ。
     気弱な真純には気の重い仕事であったが、父がこういう状態では仕方がなく、また料亭の再建に目処をつけて父を安心させてあげたい思いから、何としても話をまとめたいと思っていた。
     そんな真純の前に現れたのは、偶然にも大学の後輩である朝孝であった。
     驚きつつも、同じゼミで一時期親しくしていた朝孝との再会を喜ぶ真純であったが、朝孝はどうやらそうではなかったようで……
     朝孝は真純に対して、「融資をする代わりに自分のものになれ」と要求してきた。
     突然の朝孝の台詞に、真意がわからず、真純は戸惑うけれど……という話でした。

     まぁ、よくあるBLの。
     攻めが本当は好きだったのに素直にそれを伝えられなかった相手である受けと自分が立場が上の状態で再会する→ついうっかり冗談のつもりで「抱かせろ」と言ってしまう→受けは真面目なので、それを冗談だと受け取れず本気にしてしまい攻めに弱みを握られているので「うん」という→攻めは受けがそういうことをするのに慣れているのだと勘違いして勝手に嫉妬して無理やりやってしまう
     というパターンのお話でした。
     もちろん、最後は誤解が解けてハッピーエンドです。
     こういう小説にありがちな本当は受けも攻めに行為を抱いていたという前提ももちろんばっちり押さえてあります。

     なので、この流れが好きな方にはオススメです。

  • 誤解S君

  • (あらすじ)
    老舗料亭『いち屋』の跡取り息子の真純は、
    経営が苦しい料亭への融資を頼むため、
    投資家に指定されたホテルへと向かっていた。
    気弱な真純には荷が重い仕事だったが、
    病に倒れた父を安心させるため
    何としても話をまとめたいと思っていた。
    そんな真純の前に現れたのは、
    偶然にも大学の後輩の朝孝だった。
    驚きつつも再会を喜ぶ真純に対し朝孝は、
    融資と引き換えに自分のものになれと要求してきて―。
    (amazon内容紹介より)

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著者プロフィール

あいお・ゆう●BL作家。花丸文庫BLACK(白泉社)にて刊行の「双子」シリーズを筆頭に、著作は多岐にわたる。

「2016年 『有松恋染めノスタルジー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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