許されざる蜜月 (エバープリンセス)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 10
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775524343

作品紹介・あらすじ

伯爵家の養い子シルヴィアーナは、学校卒業後もその家で侍女として暮らすことを選んだ。伯爵の長男のクロードにずっと想いを寄せているからだ。けれど、彼とは異母兄妹という疑いがあり、結ばれることなどないとわかっている。誰からも許されない恋心を胸に、妹のような存在のまま生きていこうと決心していた。それなのに卒業式の日、クロードに恋人みたいなキスをされて…。

感想・レビュー・書評

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  • 久石さん好きで買ったのですが
    姫系はあまり・・・好みではありませんでした。
    姫を守りすぎ。や、いいんだけど。好みじゃないだけで。

    ただ。
    男子は性欲旺盛なガツガツ系が多いので
    そこは好きです(笑)個人的に。あくまでも当社比。
    また、エタニティさんあたりで書いてくれないかなー。

  • 【ネタばれ感想注意】

    養い子として伯爵家に引き取られ、異母兄かもしれない嫡男に密かに恋心を抱く16歳ヒロインと、彼女を本当の妹のように可愛がってくれる22歳伯爵家嫡男ヒーローとの禁じられたラブストーリーです。

    この作者さんの本は初めて読みます。

    結構、早い段階でヒーロー視点のエピソードがあり2人が両想いである事が分かるので、その点は安心して読む事が出来ました。
    異母兄妹かもしれないという疑念がある中、あっさり両想いになり最後の一線は越えないものの、比較的早く体の関係になるので展開が早く感じました。
    子供の頃からヒロインが好きだったけど手を出さなかったというヒーローが一見誠実に見えますが、その反動で他の女性を抱いてきたりヒロインにも他の女性との行為を仄めかす事を言ったりするので、全く誠実ではないなと思いました(笑)!

    ヒロインが国王の側に召し上げられる事になり、駆け落ちのように身を隠した場所で2人が初めて最後の一線を越えるというシチュの初Hシーンが良かったです。
    絶倫ヒーローでした(笑)。
    駆け落ちの数日間がタイトルとなったようです。
    あとがきで作者さんも書いてるように、ラストのヒーローの挿絵の笑顔が素敵でした。

    結局、ヒロインは国王の子供だったという事で、最後はいじめていた養母にも鉄槌が下るという勧善懲悪のおとぎ話で、全体的にドラマチックなお話でした。
    脇役キャラも魅力的で、個人的にはヒロインの母方の従兄弟となるシグルニアの新王とその戦友という娘さんの関係が気になりました。
    スピンオフ作品として、いくつか本が出せそうだと思いました。

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著者プロフィール

関西在住のくすりやさん。2003年よりwebサイト「kuishinboの屋根裏部屋」で恋愛小説を公開。ちょっとえっちな恋愛小説が大人の女性に人気を得て、2008年アルファポリス恋愛小説大賞読者賞受賞。

「2018年 『らぶ☆ダイエット2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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