8カ国語翻訳者が明かす 大人のための「超手抜き」英語勉強法 (アスコムBOOKS)

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776206255

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 間違いだらけの英語学習法 本当に英語学習は必要なのか?(日本人の英語学習者は、「需要型」か「準備型」かを分けていない/英語が完璧にできるようになる必要はない ほか)/第2章 論理的思考力を鍛える 「外国語」よりも「日本語」を学ぶ(論理的思考力がなければ、外国語を活かすことは難しい/日本語の力がなければ、英語の力も身につかない ほか)/第3章 もっとも効果的な英語学習法 ジャンルを絞って読む「絞読」のススメ(まずは英語の「どの部分」を必要とするか見極める/曖昧なまま勉強しても、曖昧な成果しか出ない ほか)/第4章 英文を読まずに内容を把握できる マクロ機能を使った「重ね刷り」方式(英語使用度を飛躍的にアップさせる「重ね刷り」方式/「重ね刷り」方式を可能にするマクロ機能とは? ほか)/第5章 8カ国語の翻訳を可能にした 知識が無限に広がる「知的生産術」(翻訳で大切な「調べる力」は究極の知的生産術だ/短時間で理解度を上げる「複数の資料で調べる」法 ほか)

  • マクロを使った翻訳方法は目からウロコでした。なるほど、翻訳のプロは訳し漏れ防止や時間短縮のためにこのような方法を使われているのか!と感心しました。
    この本というよりも、この人に着目したいと思います。
    しっかり勉強されているかどうかは、文章から伝わりますね。

  • 英語の勉強を始めるつもりで読んだが、なんとなく始めようかな、と思っていた自分に、その程度の思いなら時間の無駄になる、ということがわかり、あっさり勉強をやめた。

    なんでもやらないよりやった方がよい、時間をかけて幅広く、完全にマスターすべき、というのは誤った考え。
    的を絞って効果的な方法を取る方が身に付く。
    英語をマスターするのが目的ではなく、英語を使って何を成し遂げるかが目的。英語はあくまでツール。その何かがなければ英語を学ぶ意味がない。

    全く違う方向で、幕末期など今よりもっと限られた状況で、語学を始め西洋の知識を取り入れたのだろうということみ興味が湧いてきた。

  • 翻訳のお仕事をいとも簡単に始めた著者。その考え方と、手軽に始められる英語のコツをまとめています。英語を話するというより、読む、理解する事に終始するのでネイティブで英語を話す事を目的とされている方には不向き。しかし、ワタシのような仕事で少し英語を…と思われている方にとっては良著。まず、英語を広く覚えるのではなく、自分が興味を持っている専門分野の的を絞って取り掛かると覚えやすいと言うこと。なるほどなと思いました。日常会話を覚えようとしたらかなり広範囲にものを覚えなければいけない気がします。名称の単語もキリがないような気になる。でも美術であれば専門用語を覚えてしまう。一つの技法、油絵なら油絵を中心にして勉強してしまう。そこに出てこない単語を覚える必要が無く、でも美術に関しては完璧に話す事が出来るとしたら大きな自信と、今後のボキャブラリーを増やしていく気にもなれる。その専門用語を調べたりするやり方も事細かに説明されています。英語を覚える人にとって、突破口になるやも知れぬ著書ですね。

  • 英語の勉強法も仕分けましょうよ、という話。

著者プロフィール

有限会社サグラーシェ代表。 特許翻訳の仕事をしながら、翻訳の指導にあたり、指導歴15年のキャリアを持つ。翻訳ソフトの開発コンサルタント、翻訳会社へのコンサルティングなどにも携わる。現在は執筆活動に力を入れている。著作に『語学力ゼロで8 ヵ国語翻訳できるナゾ』(講談社)、『らくがきが驚きの効果を生む「ピクチャ―ノート」勉強法』(リヨン社)などがある。

「2012年 『幸せへのキセキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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