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- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776206859
感想・レビュー・書評
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阪神大震災で生まれ神戸で歌い継がれてきた曲「しあわせ運べるように」が、東日本大震災のあとの東北でも歌われ始めています。
著者で作詞・作曲の臼井真さんの震災体験記であり、曲にまつわる色々なエピソード集であると共に、音楽教師としての教育論としても、一人の青年の成長の物語としても興味深く読めました。あるいは一つの歌そのものの成長物語でもあるでしょう。
付属CDで聞く「しあわせ運べるように」は、アレンジにより(ピアノ伴奏、オーケストラ伴奏での合唱のほか、カラオケ、カラピアノ、ピアノソロスペシャルバージョンと一つの曲がいろいろな形で収録されている)、鎮魂歌としても明日への希望の歌としても聞くことができる。素直に涙が流れてくる良い曲です。
(年のせいかなあ?)
2011年年末に読んだ本ですが、本棚に入れます。詳細をみるコメント0件をすべて表示