3歳までの子育ての教科書

制作 : アスコム 
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207672

感想・レビュー・書評

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  • 様々な専門家からのお話で
    とても読みやすかった!!

  • 最も重要☆親の心の安定

    親が気をつける三大NG
    ・イライラして子どもと接しない
    ・否定的なセリフは禁句
    ・人と比べない

    イライラしないために
    ・ストレス解消してためこまない
    ・完璧を目指さない

    3歳までしつけは必要ない。

    自分の子どもの頃の生き直し
    =いけないと思い込んでいた自分を肯定し直すこと

  • 子育てをする上で役立つ情報が簡潔にまとめられている本でした。教育で有名な方がたくさん書いておられて、ためになりました。育児中でも、一つ一つが読みやすい分量で区切られていてサクサク読めました。

  • 子育ては、どうしても私見が入ってきてしまう分野に思う。本書は複数の著者によるものなので、その弱点が目立ちづらくて良い。
    さて、一人目の脳科学者である茂木健一郎先生は、「子育てとは、子どもにとって得意なものを親が一緒に探してあげる宝探し」「宝探しのときには、他人にみとめられる、他人とつながるということが大事」と記している。親も子どもと一緒に、色々な人と関わりながら、宝探しをしていきたい。
    二人目の脳神経外科医の林成之先生は、脳の専門家として次のような面白いことを教えてくれる。「幼児の脳は3〜4歳ぐらいまでに神経細胞の数がどんどん増えますが 4〜7歳の間、思考回路に必要としない神経細胞が減っていく「間引き現象」という不思議な現象があります。 間引き現象が終わると、脳神経細胞の数は一定し7〜10歳以降にようやく「大人の脳」に近づいていきます。0〜3歳の子どもの脳は、神経伝達回路が十分に発達する時期ではありません。ですので、 3歳以下の子どもへの「成果を求める早期教育」は理にかなっていないことになります。 」
    つまり、
    「3歳以下の子どもの育脳には、知識の詰め込みなどではなく、まず「本能」と、心が伝わる「脳」を育むことが大切」
    であり、それには次の3つの ポイントが挙げられる。
    ①「学ぶこと」に興味を持ち、正しい判断と理解力を高める「本能」を育む
    ②心が伝わる「コミュニケーション力」を育む ③自分のレベルで子どもを育てるのではなく、親子で共に進化する。
    と述べられており、非常に興味深かったので、林成之先生は他の著書も読んでみたい。
    三人目の中野信子先生は、まずベビーサインのことを述べられており、私も興味を持った。このベビーサインで一般人と東大生とのIQの差が生まれるというから驚きだ。しかし中野信子先生は、そういったことにとらわれすぎるのではなく、「マニュアルを捨てて、子どもの可能性をどうしたら広げてあげられるかを考えることが、育児の本質ではないかと思う。」と述べています。
    P187以降は子どもの健康についてなので、子どもが産まれてからまた読みたい。

  • 自分は3歳以下の子育てには無知。だからこそ、頼りにするわけではないが、我流というのも困る。そう思って本屋で手を取り読み始めました。

    様々な分野の方が連名で書かれていて、読んでためになることが多かった。
    知識から入るのはあまり好きではないけれど、最低限必要な知識は、これでわかる気がする。読んでよかった。わかりやすく読みやすかった。

  • 3歳までの育児について、19人の執筆者がそれぞれの専門分野の観点からのアドバイスを送る。

    教科書、とあるが堅苦しいわけではなくて、簡潔な文体で書かれているので気負わずに開くことができる。

    内容が前向きなので、子育てで困ったことがあったときに読むと、そっと背中を押してくれるような存在になるのではないか。

    子育てが初めての人も、そうでない人も、男性も、女性も、すべての親に。

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