- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776208075
作品紹介・あらすじ
医者が話を聞いてくれない、希望しない治療方針になってしまう、副作用が心配…。2万2千件以上の患者の相談に乗ってきた著者が教える!よい医者に出会って、よい診察と治療を受けるための本。
感想・レビュー・書評
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医者と患者の間のコーディネーターとかいう職業が成り立っていることにびっくりした。
患者がお金を払うのか?
内容は薄い詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
医者が書いた病院のかかり方マニュアル本はあるが、医者と患者をとりもつコーディネータが書いた病院のかかり方マニュアルというのは初めて読んだ(というか、そういう職業があったのか!?)
人は第一印象で決まるのでハッキリした挨拶をするなど心理学を活用した医者のかかり方はなるほどと思った。
根本的には、医者が診断学ばかりで患者とのコミュニケーションをまったく学ぶ場がないということが問題な気もしますがね。 -
題名の通り、医者にかかるときのマナーや医者との
コミュニケーションについての指南書(マニュアル本)
感想は、あぁ医者も人なんだなぁ・・・。そして、
かつては権威があり尊敬された職業も、インターネトの
普及により、一般人でも医療情報を手軽に入手できる
環境ができたために、危ういものになってきていると
再認識した。印象的だったのは、パイロットは長期
フライトのあとに休息が義務付けされているのに、
パイロットと同様に人の命を扱う医者や医療従事者が
過酷な労働環境にさらされているということ。
また健常時から、「かかりつけ医」と「かかりつけ歯
医者」をきめておくことだ大切であるということ。 -
昨年、おのころさんの『病気は才能』を読んで、そのユニークさに驚き、新刊を楽しみにしていました。医療系の本というとあまり馴染みがなかったのですが、医者にかかることも年々増えてきたのでと一読。
PC画面だけ見て全くこちら(患者)の顔を見ない医者に当たって憤慨したことを思い出しながら読みましたが、「医者に求めるべきことは適切な医療であり、世間話の相手になってもらうことではない」(P43)で、なるほどと認識を改めました。腕もよく人格もすばらしく患者の気持ちに寄り添ってくれて抜群のコミュニケーション力というのは高望みしすぎ( ̄▽ ̄;)!! 相手も人間だ。
「大事なのは『治すのは私自身』という当事者意識」は確かに。医者をその気にさせる7つのスイッチ、こんなトークをすると嫌われるは、医者との関係に限った事ではない。コミュニケーションの取り方は相手が誰でも共通することは多い。
医者にかからない方が良いに越したことはないけど、かかっても大丈夫!という発想に、そうかも・・・と思わせてくれる一冊。