医者は自分や家族ががんになったとき、どんな治療をするのか

著者 :
  • アスコム
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208440

作品紹介・あらすじ

99%の医者が抗がん剤を使わない!?それなのに、効果が期待できない治療をなぜ患者にすすめるのか。

感想・レビュー・書評

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  • いい本だったと思う。
    人間死ぬことを考えていない。
    いつまで生きるのか、もしガンになたったらどうするのか?
    日ごろからもう少し死に向き合わなくてはいけない。

  • 丸投げはあかん。
    残された時間の中で何をするか?

  • タイトル通りの書籍で、そして予想通りの内容なのですが、なんで買ったんだろうなと思いつつ、とはいえ読みやすいのでサクッと読みました(笑)西洋医療と代替医療の二者択一ではなく、統合医療がよいだろうなというのは直感的にもそうだろうなと思うわけですが、その中でも新しい発見は「がんになった原因を取り除こう」という発想で、ガンを自責化することはとても大切だなと思いました。そろそろいろんなところに黄色信号がともりだす年齢にもなってきたので、ヨガを中心に健康維持に務めたいと思いますw(2016.07.31読了)

  • 医者は訴えられないように患者に対しては標準的な(けれども不要で苦しいだけとわかっている)治療を施す。

  • いタイトルである。このようなタイトルは「さおだけやはなぜもうかるか」以来ふつうになってきた。それはともかく、本書はまさにタイトルにあるように、医者が自分や家族ががんになったとき、どんな治療をするのかを、自分の体験を中心に、友人の医師の体験、医師の手記をもとに語ったものである。その中で最も驚くべきことは、医者のほとんどが、がんになっても抗がん剤を使用しないと答えたことである。それは、医者が抗がん剤の怖さをもっとも知っているからである。ではなぜ使うのか。まったく治療をしない近藤誠さんをのぞけば、良心的な医者の場合には患者がなんらかの治療をもとめるからであろう。著者の川嶋さんによれば、大事なことは医者任せにせず、患者自身が病気のことを研究し、西洋医療だけでなく、代替医療、先進医療等、つまり「総合医療」を目指すことだという。

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著者プロフィール

医学博士。神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授。
北海道大学医学部医学科卒業。東京女子医科大学大学院医学研究科修了。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学などを経て現職。
冷え研究の第一人者。人の自然治癒力を高めることを重視し、現在は、近代西洋医学と補完・代替医療を統合した医療の教育を日本の医療系の大学で実践中。
主な著書に、『毎日の冷えとり漢方』(河出書房新社)、『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書)、『死に方改革』(ワニブックスPLUS新書)など多数。

「2022年 『終末までの生き方。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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