がんを克服した糖尿病医が考案! 弱った体を修復する内臓リセット健康法

著者 :
  • アスコム
3.08
  • (0)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 68
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776211037

作品紹介・あらすじ

ノーベル賞受賞の「オートファジー研究」から
生まれた健康の新常識!

科学的に正しい運動×プチ断食で
人は何歳からでも健康な体に生まれ変われる!


内臓リセット健康法は、
最先端のバイオテクノロジーがたどりついた
健康の最終結論

私たちの体は、なぜ病気になるのでしょうか。
なぜ老化するのでしょうか。

栄養バランスが悪いから?
体が疲れたから?
ストレスを抱えているから?
年を取ったから?

いずれも間違ってはいませんが、より正確にいうと、
多くの病気や老化は、
細胞の異常や劣化によって起こります。

私たちの体は、約60兆もの細胞によって成り立っており、
それらは日々分裂し、生まれ変わっています。
分裂の際、
細胞は遺伝子(DNA)が持つ情報にしたがって
正確にコピーされますが、
加齢や食生活の乱れ、ストレス、細胞の劣化などにより、
遺伝子が傷つくと、
細胞のコピーミス(突然変異)が起こります。
突然変異を起こした細胞が数多く生き延びて
塊になったものが、がんです。
また、各細胞の中のミトコンドリアという器官は、
糖や脂肪酸からエネルギーを作り出す働きをしますが、
その際、細胞を酸化(錆び)させる活性酸素も発生します。

そして、やはり加齢や食生活の乱れ、
ストレスなどにより、
細胞が劣化し、ミトコンドリアの質や数が低下すると、
活性酸素が多く発生し、
さらに細胞が劣化し、機能が衰えて、
疲労やさまざまな体の不調、
老化などが引き起こされます。

では、どうすれば細胞を正常な状態に保てるのでしょうか。

ポイントとなるのは、
人体の奇跡ともいえる「オートファジー」です。
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
大隅良典東京工業大学栄誉教授の
「オートファジー研究」が発端となり、
現在、世界中の研究者がこぞって
「オートファジー」による人体への影響を研究しています。

「オート」は「自己」で、ファジーは「食べる」。
単純に言えば、細胞が自分自身を食べ、
新しく生まれ変わること。
「古くなった細胞を新しくする奇跡のメカニズム」
といえます。

本書でお伝えする「内臓リセット健康法」は
医学的に正しい方法で、
このオートファジーを誘導。

体内の細胞をよみがえらせることで、
「人生100年時代」を生きるみなさんの
健康を守ろうという健康法です。
世界中の研究者がこぞって研究している

バイオテクノロジーの神秘の扉を開け、

体の内側から、細胞レベルで健康を保つ方法を

知ってください。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 朝のプチ断食で、十六時間の空腹時間を作ることと、その空腹時間中に、運動をすること。
    プチ断食中にお腹が減ったら、ナッツ、野菜、チーズやヨーグルトで何とか凌ぐと良いとのこと。肉やパン、ご飯などの固まりは避けるべしとのこと。
    取り敢えず、朝食をナッツ、チーズ、納豆、味噌汁、プチトマトに切り替えて、実践してみよう。

  • 断食に運動を組み合わせることによって体の各種機能を蘇らせる為の手法を解説した一冊。16時間の断食をしてオートファジー(体の細胞が新しく生まれ変わり、細胞内の老化異物が除去されるサイクル)を活性化させつつ、運動をプラスすることでオートファジーを加速化させる(やるべき運動方法も写真付きでわかりやすく解説されている)。断食+運動を行うことによる効能が胃、腸、肝臓、腎臓、脳、心臓などの臓器別に詳しく説明されていたのもよかった。

  • 空腹こそ…の続き?オートファージーはすごい!断食と運動が大事!私もできることからやってみよう。

  • 2024.04.27 朝活読書サロンで紹介を受ける。

  • 【空腹力】を身につけよう

    20代をピークに
    筋肉量は毎年1%減
     →ということは、脂肪1%増

    内臓の健康を取り戻すには
    ①朝食無し 
    ②週に1日は昼食もカット
    ③週2回の筋トレと運動

    人は食べたら終わりだが
    身体はその後から
    働き(消化)し始める

    働き続ける内臓に休日を

  • 前著とあまり内容変わらないような…
    運動内容追加されてたから、今週から、のんびりやってみよう。

    帯の、「人は何歳からでも健康な体に生まれ変われる」に、素直に励まされた。

  • [墨田区図書館]

    近年、タンパク質の必要性とか、アルツハイマーなど痴ほう症に関する脳の病気の情報などの情報を意識して学んできたことから?本書に行き当たった、んだったかな?

    もう表紙の文言だけで本の内容は全て語られている感じだったけれど一応一読。本書は、「「空腹」こそ最強のクスリ」(16時間/日の「空腹の時間」を作って「オートファジー」を誘導する)の実践編とあったように、提唱案の根拠と理論の説明以上に、その実践方法と対峙してきた各種患者の症例などが書かれた本で、読んでいて納得をするし実践についても毎日のことでなく週1ならばやってみようかなと思える"実用書"となっていて好感が持てた。

    「オートファジー」=「古くなった細胞を新しくする奇跡のメカニズム」であり、大事なのは「空腹の時間を作る(=オートファジーを誘導する)と同時に、運動をする(=筋肉量の低下を防ぐ)こと」

    ■内臓の健康を取り戻す方法
    週1回(毎日出来るならいいが、そうでないなら週1のプチ断食でもOK!)、まとまった空腹の時間(朝食か昼食を抜くスタイルがおススメ)を作ること。空腹が耐えられない時はスーパーフードであるナッツ類か、ヨーグルトやチーズなどを活用。
     ➀内蔵の疲れが取れる。
     ②脂肪が分解される。
     ③オートファジーが活発化する。

    週2回、科学的に正しい簡単な運動を行うこと

    ■各種内蔵(胃、腸、肝臓、腎臓&脳)
    脳以外は全てにおいてオートファジーがプラスに働く。但し、脳の代表的な病気であるパーキンソン病とアルツハイマー病においては、パーキンソン病には予防点改善効果が期待できるが、アルツハイマー病については、オートファジーがその進行を促す可能性があるという報告もある。

    =================
    この直後、下記の本も入手し同様の論理かと思いつつ読んでみたが、オートファジーの説明も出て来たし推奨するプチ断食などと似通った手法ではあるものの、筆者の核とする理論?は微妙に異なっていて読んでいて面白かった。

    「“空腹"が健康をつくる ―1日2食のプチ断食―(三浦直樹)」
    https://booklog.jp/item/1/4816367918

    こちらの方は腸内環境を整えることによる免疫力向上(リーキーガット(腸管壁新浸漏)症候群)を核としつつ、東洋医学からの観点を交えた、いわば修行僧の勤行に通じるものもある断食推奨という感じかな。

  • うーん薄味

    16時間断食して適度に運動すれば内臓が健康です。
    断食して12時間経過するとオートファジー始まるよ!

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

青木 厚(あおき あつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病 クリニック院長。 自治医科大学附属さいたま医療セン ター内分泌代謝科などを経て、2015 年、 青木内科・リハビリテーション科(2019 年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、 高脂血症、生活習慣病が専門。 インスリン離脱やクスリを使わない治 療に成功するなど成果を挙げている。 自身も40歳のときに舌がんを患うも 完治。本書の健康法を実践し、がんの 再発を防いでいる。著書『「空腹」こそ 最強のクスリ』(アスコム刊)は40万 部を超えるベストセラーとなる。

「2022年 『青木式 すごい「感冷」健康法  細胞の活性化が健康と若返りを同時に叶える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青木厚の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×