運の方程式 チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法

著者 :
  • アスコム
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776212010

作品紹介・あらすじ

あなたは自分の人生を
占いに委ねるのか。
それとも科学に託すのか――。

超人気サイエンスライター渾身の一作!

ビル・ゲイツ、ラリー・ペイジ、
レイモンド・チャンドラー、サルバドール・ダリ…etc.
成功を手にした人が無意識にやっている思考法!

人生という“運ゲー”を
攻略する方法

世の中には
「どうにもならない運」
であふれています。

例えば。
「あなたの収入の半分は生まれた国で決まる」
「あなたの収入と満足度はルックスに影響される」
「あなたの名前が人生の成功に影響する」
…etc.

残念なことにこれらはすべて
科学によってすでに
証明されています。

このほかにも、
人生の成功を左右する“運”は
山のように存在し、
すべてを数えだしたらきりがありません。

やはり人生は“運ゲー”だと
言えるでしょう。

ですが、あきらめるのは早計です。

近年では“運”を科学の
視点から見た研究が進み、
良い偶然を引き寄せる方法が
わかってきました。

プリンストン高等研究所、
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、
ハートフォードシャー大学…etc.

世界の一流機関のチームが
「運をつかむ方法」の科学的な
調査に取り組み、
成果を上げはじめています。

本書は最新の“運”研究から
得られた知見をもとに、
運をつかむために必要な
スキルを伸ばす方法を、
実践的に解説。

これを読めば、
あなたは確実にレベルアップし、
人生という“運ゲー”の
攻略も容易になるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 自分に今何が必要なのかを改めて認識。
    科学的な根拠や研究が元になっているから、自分に当てはめやすい。

    好奇心を持って、新しいことに挑戦し続けること。
    自分はまだまだ未熟で、知的謙虚さが足りないんだとポジティブに自覚し、自問を繰り返すこと。
    失敗に対する許容をし、過去の失敗へのこだわりを弱くすること。
    そして、心ここに在らず状態(迷走状態)をスケジューリングし、想像力を上げる。

    運を少しでも引き寄せるためにやるべきことが明確になった。
    また、どういう結果になろうと運によるものが大きいということも理解。

  • 親ガチャ、配属ガチャとかちょっと前に流行ったけれど、人生は運ゲーとよく言う。
    でも、じゃあ、その運ゲーを上手く攻略するには?
    というのが、この本。

    幸運を科学的につかむにはどうすればいいのか?

    幸運=(行動×多様+察知)×回復
    この本では、幸運をこのように定義して、幸運をつかむための要素として、行動力(行動×多様)、察知力(察知)、継続力(行動)、回復力(回復)の4つの要素をあげて、それぞれを高めるための方法を示している。(それぞれの力の後の括弧内は上の式で関係する変数)

    「幸運」とタイトルにつくと、オカルトばっかりの世の中で、科学的に幸運を解説するという面白い本だった。

    幸運を増やすためには、好奇心を持って多様な行動を増やし、また、変化を察知するために知的謙虚さをもって問いを持ち続けていくことが重要になる。
    多様な行動によって、上手くいくものを見つけたら、リソースを一点集中し、行動を継続する。
    また、多様な行動を増やすと失敗も自ずと増えるから、立ち直り、失敗を糧にする力=回復力が重要になる。

    まとめてしまうと、幸運は決してオカルトではなく、自分の行動次第でつかみやすくなるものだ。
    といっても、成功を自分だけの力と思う尊大な考えは禁物らしいけれど。

  • チャレンジし続け
    問い(疑問)を大事に
    得た知識を他人に説明できる様に
    深く身に付けていく

  • 「運」は生まれ持ったもので、自分の努力ではどうにもならないのでは?という気持ちから読み始めた。
    トレーニングで運を上げるスキルは伸ばせるということが理論的書かれている。
    既知の内容であっても「運」を上げるための思考という視点から書かれていることが斬新な印象だった。

    この本に書かれているトレーニングをこなしたら運が上がること間違いなし。
    自分に欠けているところはトレーニングで鍛えよう。

  • ●なぜ気になったか
    運がいい!、と思えるのは、神様任せの結果ではなく、意識しない準備も影響しての結果と思う。この考えが「運の方程式」のひとつに含まれるものなのか、確認するために読んでみたい

    ●読了感想
    「運の方程式」、正しい式だな、と思えた。読む前に、「無意識の準備」が運に影響を与えると考えていたが、それは「多様」であると確信できた。運は、行動数、気づく力、めげない心で増えると納得できた

    #運の方程式
    #鈴木祐
    23/2/1/出版

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

    https://amzn.to/41eXzNm

  • パレオな男こと鈴木祐氏の著書。

    幸運=「(行動×多様+察知)×回復」
    行動:人生において実行した具体的なアクションの量と質。
    多様:いろいろなことにチャレンジする。バリエーションを増やす。
    察知:身の回りで起こる変化に気づく。身の回りの偶然に注意深く目を向けてそこで得た発見を幸運に変える。
    回復:挫折の痛みから抜け出して新たな挑戦をする。

    好奇心を養う。いつもと違うことをする。人脈を増やす。
    メタ認知、問いを深める。
    知的謙虚さを身につける。
    事実の見極めがうまくなる。
    幅広い知識が身につく。
    他人に好かれるようになる。

    幅広い実験を繰り返し、うまくいったら一点集中。これを人生において繰り返す。

    失敗を繰り返しながら実験を繰り返していく。

  • 読み返したい本。

    ・天才と凡人を分けるもの、それは好奇心の有無

    下記は今後実践していきたい。

    ・多様性のあるチャレンジをする
     →物事は思わぬところでつながりを見せる。
      キャリアのある人は様々な経験を積んでいる。

    ・うまくいくまで上手く行ってるふりをする
    ・なりたい人のように振る舞う
     →繰り返すうちに脳に新たな神経パターンが刷り込まれる。

    ・知的謙虚さを身につける
     →柔軟な精神を持つことで察知力を高める
      何かに確信を持ったら一旦立ち止まり、自問自答する。

    ・意識して人生の領域を広げる
     →快適領域の暮らしは人生の可能性を奪う呪い

  • "運ゲー"をイージーモードに切り替える

    1章 行動力
    2章 察知力
    3章 継続力
    4章 回復力

    色々なワークがあり、全てやるのは大変なので、やれることからやると良さそう。

    気持ちで進めるのではなく、
    数値で判断する物が多い。

    一回読んで終わりではなく、読んで試して、読んで試してとする必要がある。

  • 行動と回復と情報収集のサイクルを繰り返しながら生活すること。その中に好奇心などが芽生えたらなお良い。

  • 幸運=(行動×多様+察知)×回復

    様々な行動をし、失敗からもすぐ立ち直り更に行動量を増やしていく中で、偶然に気付ける人が運を掴める。
    自分の課題は行動力(特に社会性)と回復力。

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアや生産性向上をテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、月間250万PVを達成。近年はヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。著書に『最高の体調』『科学的な適職』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヤバい集中力』(SBクリエイティブ)他多数。

「2020年 『ヤバい集中力ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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