認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776212980

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  • 最初、自分がおかしいと思ってから受診するまで平均4年もかかっている。
    その間にセルフケアを継続すればUターンも可能。
    記憶の低下ではなく、意欲の低下が最初の兆候。めんどうくさい、は前頭葉の働きの低下のサイン。
    名前がでてこない、はよくあること。自分の子供や孫など身近な親族の名前が思い出せないのは始まり。
    料理を作らなくなる、はグレーゾーン。

    挑戦する、変化する、生きがいを持つ、孤独の回避、利他、が必要。ドーパミン、オキシトシン、セロトニンの分泌を活発にする。
    社交ダンス。
    料理は脳活の最高峰。
    瞑想、塗り絵、カラオケ。
    褒められるより褒める=内面を褒めるのは脳を活性化させる=情けは人のためならず、褒めは人のためならず。
    起床時と就寝前の歯磨き。
    うつ病から認知症になる=めんどうくさい、は脳内ホルモンの減少によって引き起こされる。うつ病も同じ。老年期うつ病と認知症グレーゾーンを見分けることは難しい。

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著者プロフィール

メモリークリニックお茶の水 院長・理事長。東京医科歯科大学特任教授。筑波大学名誉教授。
1955年生まれ。1982年東京医科歯科大学医学部卒業。東京医科歯科大学神経科、山梨医科大学精神神経科、国立精神・神経センター武蔵病院勤務、イギリスオックスフォード大学老年科留学などを経て、2001年、筑波大学臨床医学系(現、医学医療系臨床医学域)精神医学教授、2014年7月、東京医科歯科大学医学部特任教授、2015年4月より筑波大学名誉教授、メモリークリニックお茶の水院長。
日本老年精神医学会副理事長、日本認知症学会理事、日本神経精神医学会監事。専門はアルツハイマー病の臨床、認知症の早期診断法・予防。著書多数。

「2019年 『その症状って、本当に認知症?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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