医師がすすめる 自力でできる 弱った心臓を元気にする方法 心臓リハビリ メソッド
- アスコム (2023年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776213178
作品紹介・あらすじ
心臓は自分で治せない、遺伝だから、と諦めている人!そして「心臓に不安を抱える」すべての人、ぜひ読んでください。自宅で簡単にでき、科学的にも正しい、東北大学病院が開発した「心臓リハビリメソッド」で心不全、心筋梗塞、狭心症を防ぎ、元気で長生きしましょう!ある日、あなたは心筋梗塞の発作を起こし、救急車で病院に運ばれました。入院となりましたが、すぐに手術をしたことで事なきを得ます。その後、治療も終わり、無事に退院できる運びとなりました。一件落着。これでひと安心。果たして、本当にそうでしょうか。命は失わずに済みました。でも、きっとあなたは不安を覚えるはずです。「今までどおりの生活ができるのだろうか……」気軽に外に出かけたり、車に乗ったりしても大丈夫なのか。電車に乗り遅れないように小走りしたり、階段を上り下りしたりしてもいいのだろうか。私は、今まで多くの心臓病の患者を診てきました。そして、ほとんどの人が、このような不安を抱えていることを知っています。今までと同じ生活ができなくなってしまうのは、いつ再発するかわからないから。不安を抱えたままでは、好きだったゴルフにも、カラオケにも行くことができないでしょう。さらに、入院生活が長引くと、普通に歩くことが難しくなる人もいます。退院して自宅に戻ったのはいいものの、ひとりでトイレに行けなくなる人もいます。医者の仕事は、患者の病気を治すことです。ただし、こと心臓病に関しては、「それで終わり」ではありません。病気を治して退院した患者が、再発の不安を抱えることなく、安心して社会復帰できる環境をつくる。これがとても大切なことであり、つねに私はどうすべきかを考えてきました。そんな思いで開発したのが本書で紹介する「心臓リハビリメソッド」です。ここまで読んだみなさんにお尋ねします。「リハビリ」は病気やけがをしたあとに行うものであり、健康体の人には無関係なものだと思っていませんか。 答えは「ノー」です。健康体の人がリハビリのメソッドを実践しても、高い効果を得ることができます。こと心臓リハビリに関しては、その傾向が顕著です。心臓は、自力で「元気」にすることができます。すでに心臓病になった人も、心臓に不安がある人も、そして、いま健康な人も、心臓リハビリメソッドで、元気で長生きしましょう!
感想・レビュー・書評
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第1章 弱った心臓でも自力で元気にできる(今、心臓病は「治る」病気になっている;なぜ、心臓リハビリで心臓が元気になるのか;あなたの弱った心臓を元気にする画期的な方法)
第2章 心臓を元気にする心臓リハビリメソッド(誰でも手軽に実践できる心臓リハビリメソッドとは?;心臓リハビリメソッド1 いきいきウォーキングで死亡率を下げる;日常生活のなかで何を意識すべきか)
第3章 100歳まで元気な心臓でいるための習慣(規則正しい生活でストレスフリーを目指す;あなたのその食事が心臓をいじめている;絶対に覚えておきたい!心臓にいい食べ物、心臓にいい食べ方;ほかにもまだまだある!心臓が元気な人が毎日やっていること)
第4章 こんな人は要注意!あなたの心臓は大丈夫か(ある日、突然あなたが心臓病で倒れたら;心臓に痛みが…そのとき、あなたはどうする? ほか)
第5章 100歳まで元気な心臓でいるために知っておきたいこと(Qそもそも心臓って何をしているの?;Qなぜ心臓は自分の意思と関係なく動くの? ほか)詳細をみるコメント0件をすべて表示