お化けの冬ごもり

著者 :
  • ビーエル出版
3.79
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本棚登録 : 371
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776400363

作品紹介・あらすじ

三つ目の大入道がこたつでまるくなっています。「えらく雪がつもったねぇ」と一つ目の青坊主。一つ目小僧たちは庭でソリすべりを楽しんでいます。そこにやってきたのは、雪女や雪ん坊、雪童子たち。さっそく雪合戦がはじまって……。おなじみ「お化けシリーズ」の第三弾。時間とともに変化する雪の色合いが見事!雪国の楽しさが伝わってくる作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 大雪の降るある日、<一つ目の青坊主>が火鉢で餅を焼いています。こたつで丸くなっている<三つ目の大入道>は「あいつらが来るときは、いつも大雪だ。 ううー、さぶう」とぼやいています。久しぶりに集まったお化けたちは嬉しそう。<ろくろっ首>は、風邪をひきやすいので特製の襟巻を巻いてます。<雪女>に<雪童子><雪ん坊>の「雪組」は、対戦チームの「屋敷組」を相手に雪合戦に興じています。皆でトンネル迷路をつくりあげ、沢山のロウソクに火が灯されると、幻想的で幽玄なお化けの舞台が出来上がり、冬の夜は更けていくのでした。

  • すごいおもしろかった。雪童子の目が炭なんて思いませんでした!
    ぼくはおばけの冬ごもりを読んでかわいくてめっちゃおもしろかったです。
    めっちゃおもしろくてかわいかったです。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00363138

    三つ目の大入道がこたつでまるくなっています。 「えらく雪がつもったねぇ」と一つ目の青坊主。 一つ目小僧たちは庭でソリすべりを楽しんでいます。 そこにやってきたのは、雪女や雪ん坊、雪童子たち。 さっそく雪合戦がはじまって・・・・・・。 おなじみ「お化けシリーズ」の第三弾。 時間とともに変化する雪の色合いが見事!雪国の楽しさが伝わってくる作品です。(出版社HPより)

  • シリーズの中で一番好きかも。ろくろっくびがいいね!

  • 図書館本。次女と一緒に読み聞かせ。次女のオバケブームを長女も追ってます。

  • お化けが冬を楽しむとどうなるかな?同じお化けでも寒さに強い弱いなど個性が描かれていて面白い!!川端誠さんの絵本は小学生にピッタリなものが多いと思います!

  • 読み聞かせ用。雪女、雪ん坊、雪ワラシ、雪入道をおもてなし。

  • 妖怪も普通に暮らしている様子が面白い。

  • 5歳9ヶ月
    大好きな妖怪の本
    何度も読んだ

  • いろんなしらないおばけが出てきたからびっくりして
    ちがう子はすごくわらっていた。
    おばけのはなしだけど、こわくはない。
    ずっとベロをだしているおばけがいておともだちがわらっていた。

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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