コウモリのルーファスくん

  • ビーエル出版
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本棚登録 : 224
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776404774

作品紹介・あらすじ

コウモリのルーファスくんは、じぶんの黒いいしょうにうんざりしています。あるとき、うまいぐあいにだれかが「えのぐばこ」をわすれてくれていたので、ルーファスは耳を赤く、つめは青く、あしはむらさきいろに、じぶんをきれいにぬりかえました。そしてごきげんで、日の光のなかへとびだしていったのですが…。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ある夜のこと。蝙蝠のルーファスは、原っぱでやっている「野外映画会」のカラ-映画を観た。こんなに明るくて、綺麗な色を見たのは、初めてのこと。何しろ、いつだって灰色と黒の“夜の色”の世界でしか暮らしていなかったもので。ルーファスは、自分のうっとうしい色の衣装にうんざり・・・。うまい具合に、誰かが「絵具箱」を忘れてくれていたので、ルーファスは自分を綺麗な色に塗り替えることにした!・・・〟暗い世界で暮らす蝙蝠の心情を察して、明るい社会に翔びこませてみせた<トミ・エンゲラ->の皮肉り絵本。

  • 久しぶりにウンゲラーの絵本を読みましたが、色使いや構図がおしゃれだなぁと思いました。『すてきな三人ぐみ』を思い出す濃紺と黒の表紙がきれいです。レトロな雰囲気ですが、古びない内容です。黒い体が嫌で絵具で体を綺麗に塗ってしまうルーファス。怖れられて人間に撃たれてしまいます。そこで助けてくれたのはタータロ先生。二人は一緒には暮らせなかったけど、ずっと仲良しになったという『エミールくんがんばる』に似ているお話。絵も遠目が効き、文章量も丁度いいので低学年などに読んであげたい。胸に星を描いたルーファスは可愛い。

  • 出版社、翻訳者を変更して再刊されたもの。
    結構文章やレイアウトに違いが見られる。
    個人的には新版の方が色味も綺麗に出ていて好き。
    『すてきな三にんぐみ』を読んでいても思うが、ウンゲラー氏の描く夜の色(ダークブルー)は本当に綺麗でため息ものだ。

  • 蝶コレクターのタークロ先生に助けてもららわなければ、大変なことになっていましたよね。よかったよかった。

  • 良かった

  • 読み聞かせ時間は4分位です

  • ルーファスくんはじぶんのいろにあきあき。きれいないろにぬってみたけど?

  • ありのままが良いのよ‼️

  • 自分のうっとおしい色が嫌で、絵の具で自分の色を塗り替えちゃうルーファスくん。子どもは、えっ?といいながらもそれを受け入れて聞いてくれます。低学年ごベスト。ハロウィンと合わせてよんでもいい感じでした。

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