ペンギンのパンゴー

著者 :
  • ビーエル出版
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本棚登録 : 117
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776407232

作品紹介・あらすじ

ぼくはぬいぐるみ、ペンギンのパンゴー。ぼくとダニーはだいのなかよし。ダニーが、あかちゃんのときからいつもいっしょにいるんだ。だけどたんじょうびに、あたらしくどうぶつのぬいぐるみたちがやってきて、ダニーはぼくをわすれてしまったみたい…。

感想・レビュー・書評

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  • 少し洋風な感じの絵で、海外の絵本かな?と思った。子供の遊ぶおもちゃ、ぬいぐるみ。次から次へと目移りしてしまうけど、大事に使い続けてほしい、この本で何かを感じてくれたら良いなと思う。

  • わが子もペンギンのぬいぐるみを大事にしているので相通じるものがあったのか、お気に入りの本になりました。
    読み聞かせの時にはペンギンのぬいぐるみを必ず抱っこしています。
    ペンギン大好きでぬいぐるみを大切にしている子にオススメしたい本です。

  • くまのコールテンくんやボタンちゃん、ほげちゃんのように物が心を持って動き考える話。最後ちゃんと持ち主の心がぬいぐるみに戻ってくるのでほっこり読める。お話も良いけど、セントラルパークの表現とか、絵がとても優しく味わい深い。パンゴーの嘴が赤く、アデリーペンギンを基調にした体色がピングーを思わせるのがちょっと残念。セントラルパークはヒゲペンと、ジェンツーなんだね。日本はフンボルトやマゼランが多いけど。

  • すねてしまうパンゴーの様子がほほえましいです。

  • 3歳7ヵ月

  • [墨田区図書館]

    ペンギンのパンゴーが「ペンギン」ではなく、「ぬいぐるみ」と理解出来ないと少し引っかかるかな、そして、帰り道でペンギンの像が「探していたものが見つかったか」と聞いたので思わず問題だししたが、ここで「ペンギンの群れが見つかった」ではなく、「パンゴーの仲間」であるダニー達が見つかった(それこそが仲間だと認識した)と答えられる年齢だとよりしっかりと読めるんだろうなと思いながら読んだ。そういう意味ではやや高学年向き。

  • ペンギンのぬいぐるみのパンゴーは、持ち主のダニーと仲良し。しかし、ダニーの誕生日に新しい動物のぬいぐるみたちがやってきて、ダニーはパンゴーのことを忘れてしまったみたい。
    そこでパンゴーは、自分の仲間であるはずの水族館のペンギンに会いに行くことにした。
    だが、ペンギンたちに本物のペンギンかどうか疑われ、質問責めにされ、首を横に振るとみんな泳いで行ってしまった。それを見て、パンゴーは仲間になれないと思う。
    ひとりぼっちだと感じるパンゴーをダニーが探しに来てくれた。
    その夜、ダニーとパンゴーは一緒に眠り、パンゴーは幸せだと思った。

  • いつまでも大切。

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著者プロフィール

岐阜県大垣市生まれ。1971年、旅行で訪れたパリにそのまま移住。その後独学で絵を学ぶ。こどもの世界をあたたかく、生き生きと描き、世界で出版された絵本は70冊を超える。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)で第28回サンケイ児童出版文化賞美術賞など、受賞多数。『じゃがいもアイスクリーム?』『こうまのマハバット』『カイマンのダンス』など、世界各地を旅してその土地の子どもたちとの交流や暮らしを描いた絵本のほか、『とんでいきたいなあ』『ぼくのきしゃポッポー』『ハナちゃんのトマト』『ペンギンのパンゴー』(以上、BL出版)など多数の作品がある。

「2023年 『ぼくのともだちガムーサ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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