コリンのお店びらき

著者 :
  • ビーエル出版
3.24
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本棚登録 : 120
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776409199

作品紹介・あらすじ

小学1年生になったコリンは、とうさんたちがフリーマーケットに参加するときいて、自分もいっしょにお店を出すことにしました。もう小学生だから、いらないものを売ろう! お客さんは来てくれるかな?
フリーマーケットをとおして、自分の大切だった物がほかの誰かの大切な物になるうれしさを知るコリン。そして、物にこめられたいろんな思いを感じることにもなるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 〝コリンは、自分の部屋をもらいました。「小学生だもんな」父さんが抱っこしました。「抱っこは、もういいよ」 「大きくなるのは、はやいわね」母さんがキュッとしました。「キュッは、もういいよ」...父さんたちが、フリ-マ-ケットに参加します。いらなくなった物を捨てないで、欲しい人に安く売るのです。「ぼくも、いっしょに、いい?」「いいよ」 父さんたちは、コリンが手伝ってくれるのだと思いました。でも、コリンは「もう小学生だから、いらない物を売ろう! お客さん、来てくれるかな? 〟・・・大切にしていた物を、誰かの大切な物になる嬉しさを知り、物に込められたいろんな思いを感じるコリン。小学生になった子を見まもる親の気持ちを、爽やかな愛情のこもった<ひこ・田中>さんと<山西ゲンイチ>さんコンビによる大人の絵本。

  • 【娘6歳セレクト】
    子どもがいらなくなったおもちゃや服を自分でフリマに出す!だけど懐かしくてそれを買っちゃう親。
    なんかわかる気がするなぁー。
    思い出詰まってるもんね。

  • 小学生一年生が初めて体験するお店屋さん。初めてのお金のやり取り、交換、自分の昔使ってたものやお父さんお母さんとの思い出。小学生になったばかりの子にとても良い絵本だと思います。

  • かわいいねー。
    やさしいねー。

    優しい子供の脳内がちらほらわかって、ほんわかした気持ちになった!

  • おおきくなってつかわなくなったものを売る。お金の計算をする。ということについても学べる絵本。

  • 捨てられないのは意外と親の方なのかもしれない、と思う。私はめっちゃ捨てるけど。こうやって次の誰かを意識していくのは良いなと思う。(5歳)

  • 微笑ましいな。

  • 準備からなの1人でするフリーマーケット、難しさと楽しさが経験できるね。

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著者プロフィール

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、「レッツ」シリーズ、『ハルとカナ』『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(以上、講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

「2023年 『あした、弁当を作る。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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