女王さまのワードローブ: イギリス国民に愛されつづける女王エリザベスの物語

  • ビーエル出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776410287

作品紹介・あらすじ

現・英国君主エリザベス女王の人生や英国の歴史を、女王のドレスや王冠などのワードローブとともにたどります。
王室に代々伝わる宝冠や伝統的なドレス、女王としてのよそおいや帽子コレクションなどをイラストで紹介しているほか、子どもの頃や戦時中の暮らしなど、国民とともに歩んできた女王の足跡を時代のエピソードとともにわかりやすくつづっています。
資料にもとづき、ていねいに描かれたイラストを楽しみながら、英国の歴史と女王として生きるひとりの女性の姿をうかがい知ることができる絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • A Writer's Gateway
    https://www.goldinggateway.com

    Kate Hindley
    https://katehindley.com/work

    女王さまのワードローブ ジュリア・ゴールディング(著/文) - BL出版 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784776410287

  • 1952年、25歳のときに女王になったエリザベス。
    今年はプラチナ・ジュビリー(70周年)。

    この本は、1926年に彼女が生まれてから
    お屋敷やお城で過ごした子供時代
    国民といっしょに乗り越えた戦争の日々
    そして子育てのさなかにイギリス女王となり
    曾孫ができた今も公務を続ける
    100年にもなろうとする年月を
    そのときどきに来ていた服とともにたどります。

    ケイト・ヒンドレーさんのイラストがとてもチャーミング。
    ビートルズも登場します。

  • 期待が大きすぎた。
    もちろん絵本なだけにわかりやすく、絵も綺麗で素晴らしいんだけど、自分が求めていた物と価格と内容が釣り合わなかった気がする。
    本屋で軽く立ち読みできれば買わなかったかも。

  • 〇女王陛下の絵本。女王の人生は様々な衣装で彩られている
    〇服飾文化の保護者でもあられるのだな

    エリザベス女王の着てきた服を通して女王の人生、イギリス王室、イギリスの歴史を見ていく

    ・未来の女王誕生
     ベビードレス:王室の61人の赤ちゃんが着る
    ・2人のかわいいプリンセス
     タータンチェック:バルモラル・タータン
    ・2人の新しい国王
     ガールガイドの制服
    ・第二次世界大戦
     普段はシンプル
     募金のためのお芝居:シンデレラのドレス
    ・整備士エリザベス
     カーキ色の制服とつなぎの作業着
    ・配給権とウェディングドレス
     フィリップ王子との恋
     ノーマン・ハートネルがデザインしたウェディングドレス:中国の絹、花と麦の穂の刺繍
    ・王位を継ぐ
     戴冠式のドレス
      ノーマン・ハートネル
      白サテンにイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドとコモンウェルスの国の紋章の刺繍
     伝統的な紫のローブ
      イード&レベンスクロフト
    ・王室の宝物
     国王の宝珠(オーブ)
     聖エドワード宝冠
     十字架の王笏
     大英帝国王冠
    ・コモンウェルスの国々
     イギリスから独立しても友好関係を保っている国
     8ヶ国から54ヶ国に
     コモンウェルスの国から送られた数々の衣装
    ・最先端をいく60年代
     Aラインのドレスから流行をさり気なく取り入れたドレスやスーツに。帽子は最先端。
    ・カラフルな70年代
     華やかな1色に統一したコーディネートに
     カラーテレビの導入への意識とどこにいても見つけやすいように
    ・パンツと帽子
     公の場ではあまり身に付けないが、非公式の旅行や乗馬のときなどに着用
     華やかな帽子たち!
    ・式典の服
     議会の開会宣言、ガーターセレモニー、誕生パレード(トゥルーピング・ザ・カラー)
     空砲だが狙撃される事件。馬をさばききる。
    ・ふだんの服
     王位継承の法律:ジェンダー
     家では動きやすい服装、修繕した服や靴、スカーフ使い
    ・国民に向けて
     クリスマスメッセージ
      白黒テレビのとき…キラキラ素材の服
      カラーテレビになって…鮮やかな色の服
      ロンドンオリンピック…ピンクの服でパラシュートで登場(スタントマンが)
    ・記録破りの女王陛下
     2016.9.9 イギリス史上最長の在位記録
     2022は70周年 プラチナ・ジュビリー
      …うれいなくお祝い出来ますように

  • 洋服からエリザベス女王の歴史とイギリスの歴史を一緒に読んでいる感じがしました。女王が産まれてから関わった服がイラストで表現されているんですが、子どもから大人まで分かりやすくて、文章も楽しいです。いつまでも元気でいて欲しいなとも思います。

  • 2022年2月。
    英国、エリザベス女王、在位70年周年おめでとうございます。
    御年96歳。
    いつまでもお元気で。

  • イラストが素敵。
    エリザベス女王の人生を服を通して辿っています。

    本当にイラストがわかりやすくて素敵です。

    これからもエリザベス女王にはお元気でいてほしい。

  • 今年(2022年)在位70周年を迎えた英国エリザベス女王の歴史を女王のファッションを通して描きます。
    やっぱり、豪華だ!

  • イギリスの女王として25歳で即位し、現在95歳のエリザベス女王。エリザベス女王の歴史を、服飾とともにたどります。

    とっても面白かった!!イギリス王室については、日本でもわりと報道されるので、知っているように思えていても、意外と知らないことばかり。
    エリザベス女王のおじも王室を離脱したんだ、とか、フィリップ殿下とは恋愛結婚だったとか。コモンウェルスの国はそんなにたくさんあるなんて知らなかったし、女王に誕生日が2つあるなんて面白い!そして、エリザベス女王、車運転するんだ!?
    今年は、プラチナ・ジュビリーのお祝いがあるんだね。ぜひとも服装に注目して、中継を観たいです。
    女王が飼っているコーギーが、たくさんのページに出てくるのかかわいい。

  • こども向けの絵本というより、服装の変遷とともに女王を知る本、というところでしょうか。日本の皇族で同じような本がでるかと想像すると、出ないだろうな〜と思った。そこが一般庶民との距離の違いだろうか。

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著者プロフィール

ジュリア・ゴールディング:イギリス、ロンドン郊外で生まれる。ケンブリッジ大学で英文学を学び、卒業後ポーランドで外交官として働く。そののちオックスフォード大学で英国ロマン派文学を学び、博士号を取得。『キャットと王立劇場のダイヤモンド』(キャット・ロイヤルシリーズ 静山社)でウォーターストーンズ児童文学賞、ネスレ子どもの本賞金賞などを受賞。ほかに『キメラの呪い』(コニー・ライオンハートシリーズ 静山社)などがある。

「2022年 『女王さまのワードローブ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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