ストーリー

著者 : 戸田誠二

• 宙出版 (2004年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[タママさんの感想 · 2020年10月27日]

この漫画家さんの描くものにハズレはないなという認識です。読んでいて、おかしいとか、気持ち悪いと感じたこともない。そして、たくさんある話のうち一つは涙が出るほど胸をくるものがあるということ。
戸田誠二という名前だけで買い集めて読んでるけど、まだこの作品は嫌だってものに出会わない。そして手放せない。今のところ気持ちに変化はないです。

[7do8bu1991さんの感想 · 2019年7月22日]

戸田誠二氏の作品『ストーリー（2004）』を読んでみた。　特に”上陸作戦”と”植物性の家”がGood！！

[yunumataさんの感想 · 2016年8月6日]

三冊目。たぶん、戸田誠二はこのあたりから明確に「職業作家」になったんだと思うし、作品の変化もそこに感じ取れるものがある。動物的な本能から、技で球を打つようになった感じ。でも、十分、すきです。
個人的にすきな漫画家さんって、女性性を押し出している方が多いのですが、戸田誠二は作中で女性を描いていても、けっこう明確に男性性をテーマにしているような気がする。「ストーリー」なんて、まさにそうだ。

[mi-san0303さんの感想 · 2013年9月9日]

戸田誠二は、働く喜びや辛さを知ってるんだなーといつも思う。私はまだそれを知らないし、社会に出たくないと駄々をこねている学生だけど、この人のマンガを読むたびにちゃんと働いてみたいなと思う。
表題作がとても良かった。「男は女が殺したいほど羨ましいのだ。恋愛で死ねるほどの感受性の豊かさ。男の妨害にも屈することなく社会進出する強さ、したたかさ。人を狂わすほどの美しさ、冷たさ。…決定的なのは子供を産めることだ。」にしびれた。
あと最後の話、「ケーキ入刀！」って言うお母さんのセンス笑

[ホトケさんの感想 · 2013年1月8日]

心の機敏を描いた短編集。

[nipanndaさんの感想 · 2012年8月28日]

シビアな現実を明るく乗り越える、優しさに満ちた短編集です。

じっくり腰を据えて読んでると、味が出てくる。そう印象に残りました。

[dearwolfさんの感想 · 2012年7月29日]

私も、いつか陸に上がる日がくるのだろうか？

[茶理さんの感想 · 2011年12月27日]

短編集。収録の五本全てがそれぞれ面白い。心理描写が丁寧でリアル、だから突飛な設定でも届くのだなぁと思います。他の作品ももれなく面白いですが僕は今のところこいつが好きです。

[kiriecubeさんの感想 · 2011年12月19日]

絵はそんなに好きじゃないんだけど、ストーリーと構成はいい。
上陸作戦が特に。

[ひらっこさんの感想 · 2011年10月13日]

前から実家の本棚にありましたが、今でも読み返しては元気をもらっている本。

[kazuQさんの感想 · 2011年9月5日]

｢お父さんたちが幸せには見えない　そんなのは絶対に嫌｣

｢親のいう学校に通って　適齢期に何度かお見合いして　結婚して子どもを産んで…
みんなそうしてるしそういうものだと思っていた
それにそれなりに楽しかった…と思う　幸せじゃないとは思わないし　後悔もしてない
…でも何の疑問も持たなかった自分が…　ちょっと悔しいかも…

[たまごもぐらさんの感想 · 2011年9月3日]

いつものことで、
ほろっと泣かされる。

[山久友さんの感想 · 2011年8月1日]

5つの短編からなる。
いちばんお気に入りなのは「上陸作戦」だろうか。でも、こういうのって、そのときどきの状況や気分で変わるので、なんとも言えない。
そういう意味では「It's a gag life!」なんかのほうが、さまざまな影響を受けにくく、平均的にお気に入りであり続けるかもしれない。

[kojityaさんの感想 · 2010年4月22日]

http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20091016/1255650533

[punicovさんの感想 · 2010年3月20日]

すごい。

誰もが持っている、心の澱み。
きっと誰もが経験したことのあるどろっとした感情。
そういうのをストレートに表現してる。

決して明るい話じゃない。
でも、嫌な気持ちにならないのは、すべての物語に救いが存在してるからだと思う。

心の闇を、こういう風に描けることが素晴らしいと思う。

[tomosukeさんの感想 · 2010年1月25日]

浪人時代に戸田誠二氏のHPにはまってました。
個人的好みを言うと、短編の方が好き
テーマが似通っている感じ
それに何度も、何度も違う方向から光を当てているタイプに見受けられる

本作では「秀才」と「上陸作戦」がおすすめ

「あんたってたまにぶん殴ってやりたくなるよね」

[Sevenさんの感想 · 2010年1月15日]

今回は連載作の短編集。今作では最後の「It's gag life！」が特に好き。こういう『何気ない瞬間に人生の見え方が変わる』みたいな作品が胸にくる。素晴らしい構成力にも脱帽！

[もこさんの感想 · 2009年5月2日]

女性がすごいという人がすごい

[hulaさんの感想 · 2008年9月16日]

どこか自分のこれまでの人生で感じてきた気持ちとダブるような記述・描写がいっぱいで、キツいことも結構書いてるのに、読後はなんだか落ち着いてホッとした気持ちになれるという、不思議な本。

[問子さんの感想 · 2008年4月16日]

人間だってダメになるけど
すてたもんじゃない

[ちゃすけさんの感想 · 2006年6月17日]

今回の表紙、完成するまでに時間がかかったそうです。しかし、私の中では、一連の戸田作品の中であまり印象に残らない一冊になりました。そういった意味では精神的に健康になったのかなと思う今日この頃。

[味噌さんの感想 · 2006年3月6日]

戸田誠二氏の作品第三弾？

[いとっぴーさんの感想 · 2005年11月5日]

戸田誠二さんには浅野いにおさんと一緒に買ってそれで知りましたね。