- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777054510
感想・レビュー・書評
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萩原健太郎氏は1972生まれのジャーナリスト。日本フィンランドデザイン教会理事。2019年の初夏にレンタカーでアイルランドを一周。神秘的な冬もいいが、初夏は地球の鼓動をすぐそばで感じたという。
「ブリョンドゥオゥス教会」アイスランド北部の海沿い。コンクリートの地面から生えている大きい十字架とジャガイモを切ったような造形。 「ハットルグリムス教会」といいアイスランドは建物がおもしろいのかな。
お店や雑貨なども紹介。風景は夏といえやはり寒そうな感じはするが、アイスランド、この北の地、いってみたいよう。
2019.8.31初版第1刷 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近妙に心惹かれる国、アイスランド。
国道が国土をぐるり1周、観光地を回れる作りらしい。
SF感ある「飛行機の残骸」、数々の滝(地形上滝口まで寄れるところも多いのが素晴らしい)、ハートの赤信号、ヴァイキングの末裔たち。何よりオーロラの美しさ!!! -
滝、氷河、フィヨルド、火山、温泉、灯台、廃墟などを訪れるアイスランド一周の旅を味わえるフォトガイドブック。
33.8万人ほどしかいない小さな国だが、地球の鼓動が感じられそうな壮大な大自然があり、自分の全く知らない世界である。
本書の中で、とあるホテルについての説明文に「ホテルの周囲には、発電所をのぞいて何もない。いや、何もないというのは都会的な価値観かもしれない。ここには漆黒の闇があり、だからこそ、満点の星空や冬のオーロラが格別にきらめく」と書かれてあり、グッと来た。 -
『北北西に曇と往け』という漫画を読んで、アイスランドの写真を見てみたくなったので読んでみた。昨年スウェーデンに行って、自分の中で北欧ブームだったというのもある。
旅行ガイドブックというより、著者による写真旅行記という感じ。実際にアイスランドに行くなら別の本を買う気がするけれど、旅への憧れを掻き立てるにはちょうど良い。
夏のアイスランドを主に取り上げているのが特徴的なのではなかろうか。(他のアイスランド本を読んでないから分からないけど、冬のオーロラとかのイメージ。)そして、夏でもいかにも寒そう。氷も普通にあるし。
『北北西に曇と往け』で、アイスランドを土のない島と言っていた。溶岩でできた島のうえ、気温も低いので土壌が形成されにくいのだと。そういう目で写真を見てみると、なるほど、人が栽培したもの以外の大きな植物が写っていない。本書にある「車降りたら2分で絶景」というキャッチコピー(?)も素敵だと思った。
写真には灯台とプールが多め。著者の趣味なのか、アイスランドに実際にこの2つが多いのか…。自分はDay 3のアイスランドホースの写真が一番好き。
今は海外旅行は難しいけど、日本から乗り換えひとつで行けるようだし、いつかアイスランドに行ってみたい。 -
近くにある岩やコンクリートで囲い
簡単な更衣室があるだけの温水プールや温泉がすごい
周りはまさに絶景秘境感満点です -
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滝や氷河などの自然の絶景をめぐるアイスランド一周の旅と首都レイキャビクでのホットスポットを紹介する観光ガイド。フィヤトルスアゥルロゥンという氷河湖の写真が特に印象的。すごい景色!花嫁さん素敵だ~。
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センス抜群なアイスランド周遊のフォトブック。
アイスランドのことってほとんど何も知らなかった。こんなに北極圏に位置しているわりに、メキシコ湾から流れ込む暖流の影響で気候は温暖とのこと。なんと温泉も湧き出る!すごい立地に市民プールがあったり、かと思えば荒涼とした砂漠や、地表に露出とした海嶺があったり、とにかく地球という大地と宇宙の広がりを感じられる驚きの国だ。どこへ行っても絶景だらけ。もはや絶景の国。
レイキャビクは世界最北の首都なんですね。そして世界で唯一オーロラを観測できる都市。神秘的でまるで宇宙に見守られているかのようだ……。