はじめてのiPhoneプログラミング: 「iPhone SDK」を使ったソフトの「開発」から「販売」まで! (I/O BOOKS)
- 工学社 (2010年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777515295
作品紹介・あらすじ
本書では、「iPhone」や「iPod touch」で動作する、「iPhone OS」(3.1.3)用アプリケーションの基本的なプログラミング技法を、「アナログ・シンセサイザー」の音声合成プロセスをシミュレートする「楽器アプリ」の制作過程を通して解説。「iPhone」で使う独自の用語や「App Store」での販売方法についても解説。
感想・レビュー・書評
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書籍の内容は、プログラミングの基礎は飛ばして実践的な硬派。
開発にMac必須(Win不可)、さらに、配布のためのショバ代が必要と知り、なんと狭く閉じた商売をしているのだろうとAppleに呆れた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楽器アプリの開発を通してざっくりと流れを解説。開発環境作成の説明なし。実機デバッグ手続きの説明あり。言語解説なし。結局あまり役に立たない。
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タイトルに「はじめての」と付いているが、
「アプリ開発をはじめる基本」と「アプリ公開の方法」については、
たしかに、非常に丁寧に書かれている。
しかし、冒頭に『これ一冊で必ずしも「iPhone OS」用アプリのプログラミングが
できるというわけではありません』とあるように、
サンプルプラグラムやケーススタディは、1例しかなく応用を覚えるためには、
本書だけでは物足りない面がある。
その例とは、アナログシンセサイザーを作る方法についてである。
だが、「アプリ公開の方法」について、ここまで細かく説明されている本は初めて見た。
そして、「アプリ開発をはじめる基本」として、「iPhone用アプリ開発のための心の準備」は
新鮮に感じたし、開発を始めている私にとっても納得のいく内容だった。
それは、次の3つである。
* 「アイデア」
* 「新しいものを吸収する力」
* 「英語力」
アプリやその使い方の「アイデア」を考え、
そしてそれを実現するためには、ハードやソフトにおける
さまざまなな「新しいものを吸収する力」と
それを調べるため、コミュニケーションをするために「英語力」が必要だということを
著者は助言している。