- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777912353
感想・レビュー・書評
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北欧のバイキング。
IKEAもワーゲンも北欧。
自分を最初のターゲットに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“「趣味」と「実益」はブランド構築における0と1”
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北欧流ブランディング50の秘密
・優れたアイディアはどんな壁にぶつかろうと必ず世にでる。死に物狂いで売り込め。
・進路を変えても、志は変えない。
・創造力が成功の原動力。無駄な時間は有効に使わず、夢を見たり、くだらない本を読んだり、ぼーっとしたり、最高のアイディアはそこから生まれる。
・ウィークポイントに活路を見いだす。
・業界の小さな神に目を向ける。(安全否定の神、安全と唱えば、安全ではないという不安を煽る)
・独自の文化を売り物に。(デンマークの精子の例)
・行動は口ほどに物を言う。
・未開発の市場に先乗りするには、先入観にとらわれるな(グラミン銀行の件)
・英語とドイツ語曜日は、バイキングが崇拝した神が由来。
・まず自分自身をターゲットにする。消費者インサイトには気付かない。
・10マイルの距離なら、電車で行くより歩く方が早い by ヘンリーデイビッドソロー
意味・ふかん俯瞰で見る
意味・手だてなし(目的を達成する為の手段がなし)
・デジタル時代はネズミ算式で考える。
・「どう」売るかより、「何を」売るか。→生活にゆとりが生まれるか。毎日の暮らしに笑いをもたらすことが出来るか。
・人の心を動かすドラマ/エピソードで売り込み。言葉を超える迫力あり。
・宣伝費はかけない。ネタと広報で勝負。
・ミスマッチで訴求力アップ!(意外性で勝負)
・静なるPR→おもしろい話題を前にして、世間は黙っていられない
(割高の雑誌広告、環境保全ネタ)
・民主制は最高のモチベーション(熱意と責任感を引き出す事)
・組織のはみ出しものを使いこなす(舵を取らせてはいけない)
・人件費は採算を考える上でひとつの要素(上質/クリーンといったブランド力、人件費の高い国=高い技術、従業員にターゲット層を含む)
・上下関係と競争の厳しい職場より、民主駅でチームワークを重んじる職場の方が生産性は上
・パクられたらパクりかえす
・黒字は忘れた頃にやってくる -
北欧に何故魅力を感じるのか?
その答えに近いものが
この本から窺い知ることが出来る。
欧米式のマーケティングに少しでも疑問を感じる人、
違った視点からの知識をつけたい人にお勧め。
1 北欧流マーケティングの心得
2 北欧流企業文化に学ぶ -
ブランディングの秘密というより、バイキングと比較して現代の北欧企業ブランディングを説明している本。
ブランディングの知識を得ようと思っていたら、この本からは得られない。 -
本書の流れはバイキング資質を軸にイケアやボルボ、レゴなど北欧企業に触れ幅広い考えや事例が述べられている。ビジネスは金儲けを考えるのではなく、より良い製品やサービスを追求する。結果少しの余裕が利益となる・・・という最後の章に感銘を受ける。一般的ビジネス書とは大きく考え方や視点が異なるところが新鮮かつ刺激となる。
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イケア、ボルボ、H&Mなど
北欧のブランドが世界で勝ち続ける秘密やノウハウが盛り込まれてます。
バイキングの逸話と絡ませてるところが興味深い。
通常のマーケティングのセオリーの逆をいく戦略が新鮮。
イケアが全くといっていいほど、市場調査を行わないといったエピソードには驚きました。