- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778037291
感想・レビュー・書評
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生きる中で起きる悲しみを
まるごと肯定して生きるための価値を作り出す。
作者のその発想にあふれた力強い言葉に出会えました。
別れの悲しみがあるのは
出会いの喜びがあったから。
そう思えると確かに感謝できるかも。
あとうまくいかないことは
少しやり方を変えることでよくなるもの、という視点も学べた
また人は幸せの時よりも
悲しさや苦しさのなかで
深く強く優しくなれる、と。
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ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、浜文子さんは雑誌eduに「母を旅するあなたへの手紙」を連載されている詩人、エッセイスト。育児、教育、介護をテーマに全国で精力的に講演も行っています。自分の育児に戸惑い、立ち止ったときに、本書の「母」としての経験から生まれた力強い言葉が私たちを励まし、立ち上がらせてくれることでしょう。言葉の力を感じることができる一冊です。
「あなたであること、 それだけで選ばれた人」
「大変なことがある分 思い出は濃くなる」
「分かり合えること そのことに近道はない」
暮らす場所が違っても、家庭を営む全ての人に共通するテーマをもった『母になったあなたに贈る言葉』、『お母さんと呼ばれるあなたへ』もおすすめです。(運営 海保由子)
NL72号2013年4月発行 -
eduで連載されていて人気の方だそうですが、まったく知りませんでした。
作者のことをなんにも知らなくても、この本の言葉はシンプルで温かくてしみ込むよう。
図書館で借りましたが、すぐにアマゾンで購入しちゃいました。
繰り返し繰り返し読みたいと思いました。
妹にプレゼントする予定です! -
人生の様々な経験を経ても尚、癒されぬ思いを抱えている方にオススメです。深く優しくそして寄り添いながらも人生の在り方を紐解いてくれるような言葉の数々です。