- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778111366
感想・レビュー・書評
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義理とはいえ弟を好きになってしまった尚崇。好きだということを悟られないように自分の気持ちを圧し殺す尚崇が悲しかった。両親を失って辛いときに好きな相手である逸輝とすれ違ってしまうことも。家族として大切な相手を失いたくないと思う気持ちはよくわかるけれど、それでも焦れったくなってしまった。お互いを大切にしたいという気持ちは確かなので、2人で長く幸せに暮らして欲しい。
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両親再婚義兄弟の弟×兄でした。
両者成人済み社会人。
突然の事故で両親を同時に失い、その後、悲嘆に暮れる兄と子供の頃のように…と、同衾したのち、どうしてか、兄への恋心に目覚めて、このまま共に暮らし続けたら、犯してしまう。と一足飛びに家をでます。
その後、努力?も虚しく、泥酔、帰宅、強姦、和解、兄泥酔のち自慰、写真撮影、画像をネタに脅迫、性的関係を強要と不可解な点ばかりです。
そして実は兄は、十年越しで、弟に恋慕しており、鬼籍の父母に合わす顔がないと嘆きつつも大層簡単にどんぶらこと流されておりました。
その後兄の長年の思いを日記を盗み見て知り、まとまるのですが、腑に落ちない。
いずれの気持ちもさっぱり汲み取れません。
この作家さんは相性悪いのかも。
性描写が過多にも関わらず一向に艶っぽくなく、滑稽なばかりでした。
挿絵で救われて星1つ。
本間先生のイラストは体温と肌触りの想像がついて、いつも素敵です(^◇^) -
memo: 番外編ペーパー付
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弟×兄(義理) 年下攻
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表紙に惹かれたのと兄弟もの、ということで買いましたが……
無駄なエロシーンが多かった気がします。
エロに頼った感があると言いますか…
BLですから、そういったシーンが多いのは大変嬉しい事なんですが、
カップリングがせっかく、義理とはいえ兄弟ものなんだからその点を活かして欲しかったです。
てゆーか、尚嵩が頑なになってた理由が分からなかった。
それに、何故逸輝が兄である尚嵩に対して恋愛感情を抱き、気付いたのかも。
強引なエロシーンじゃなくて、その辺りの心理描写をきちんと書いていてくれたら、もっと良い作品になっただろうなぁ。
そう思うと勿体なくてしょうがないです。 -
本間アキラセンセのイラストで購入。兄弟モノかと思ったら、再婚した両親の連れ子で全く血は繋がっていません。ちょっと、がっかり?
イケメン弟攻逸輝×眼鏡兄受尚崇。両親が事故で他界し、唯一の家族となってしまった弟に密かに想い続けている兄です。
ところが、葬儀の日を境に弟の態度が冷たくなり、いきなり理由も言わず家を出て一人暮らししたいと告げられ、尚崇は酷くショックを受けます。
ま、ご想像どおりに弟もお兄ちゃんのことが好きで、不埒なことをしでかしそうで襲っちゃいそうで恐くなり、家を飛び出したんですね。
その後は、もう何だかはぁ?みたいにエロ展開。この私が後ずさりました。
意味不明にHなシーンが多くて。
逸輝が家を出て行った後、誰もいない弟の部屋のベッドの上でひとりHするお兄ちゃん。「なにやってんだ…馬鹿じゃないのか」と独白してますが、そのとおりだと思います。
で、何も言わず出て行って反省した逸輝が家に帰ってみれば、女の気配漂う兄が遅い帰宅。逆上して襲い掛かり尚崇を一方的に凌辱。後日、反省して謝る逸輝に兄は「これからもずっと、仲のいい兄弟でいような」と、意固地に兄弟であることにこだわるセリフを吐くのもイミがよくつかめず。
別に、兄弟でもいいけど両想いってわかったんだから、血の繋がりもないし気兼ねなく愛し合えばいいじゃん、て思うのはモラル低すぎ?
しかしですね、ここにはゲイである葛藤とか親族家族会社の同僚からの反対とか差別とか、何も描かれておらず軽くスルーされています。尚崇がそこまで頑なになるなら、社会的なマイノリティの苦悩とか周囲から性癖を非難される場面があっても良かったんじゃないかと思います。そうすれば、もっと深みがあって感動するストーリーになったかも。
この後、またドン引きHシーンが登場です。無理矢理抱いたことを反省した弟が再び深夜家を訪れると、泥酔して寝転がってる兄発見。夢うつつに淫らな行為をしている兄を写メ撮り!おまけに手伝ってあげたりなんかしてるし。
ストーリーは特に珍しさが無く、エロが無駄に多いし、かといって萌えるかといえば今ひとつです。尚崇は、色気ありすぎでなかなかいいんですが、考え方に共感できなかったのが残念。
物語の根幹にひとつスジの通ったものがあれば、エロももっと堪能することができたと思います。行為だけじゃ萌えられない。次回作に期待です。