- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778117610
作品紹介・あらすじ
男女関係のトラブルに巻き込まれ、利き手を縫う怪我をした大学生の岡崎充彦は、当事者である美容師の神田修平と夕食を共にするようになる。人つきあいが苦手で友達もいない充彦は、男女問わずつきあえる遊び人の神田と話が合うとは思えなかった。だが、一緒に食事をするたびに傍にいる心地よさが増していく。そんな中、神田にキスをされそうになった充彦は激しく動揺するが、当の神田に軽く「冗談だよ」と流されて…。
感想・レビュー・書評
-
フワッと攻めかー。
でもお互いが自分にはもったいない相手だと思いあってる感じがいいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
年上美容師×年下工大生のお話。
器用で浮ついて心無い美容師くんの煮え切らなさと、不器用で硬く未熟な工大生の覚束なさが、非常に回りくどいく地味なお話。
あれ、褒めてないな。
しかし、この方の文章好きなんですよ。
どうしようもない攻と野暮ったい受が光ってました。
私は好きよ。
しかし、豪華なキラキラ話をご希望の方にはオススメしません。 -
攻めが煮え切らなくてじれったかった
-
美容師×大学生
パッとしなくて、コミュ障な感じの充彦。神田の痴話喧嘩につい割って入って、怪我をしてしまう。
それから神田と食事をするようになり、初めて居心地のいい相手と出会う。しかし、神田が男でも女でも一緒にいてくれるならどちらでもいい人間だと知り、だんだん意識し始めた頃に冗談でキスをしかけられ、充彦は自分の気持ちを自覚する。
自分の「好き」が神田のような感性の人間にはどうしても受け入れられない。そんな片思いに疲れた充彦は神田の前から姿を消し・・・
って感じのまったくもってウダウダグルグルしている話ですが、かわいいです。 -
攻めがあまりにもはっきりしなくてじれったいを通り越している。
-
ひのもとさんの煮え切らないずるい攻めと不器用な受が好きです。妙に斜め上に行動力のある受に萌えた。
-
ショコラ文庫での私とこの作家さんの相性が悪いのか。
椎崎夕「三十二番目の初恋」を思い起こさせる初期設定。
恋愛の進み具合や二人の性格は全く違うんだけどね。
美容師・神田修平×大学生・岡崎充彦
攻の性格に一貫性が感じられなくて、あまり魅力的に思えない。