編集者という病い

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778310509

感想・レビュー・書評

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  • 今までに読んだことがないタイプの本。自己啓発本よりもためになる。小説を読みたくなる。
    「それほどの努力を、人は運という」この言葉を思い出せただけでも価値がある。

  •  見城徹さんの「編集者という病、は、読み始めたらやめられなかった。
    角川で本の仕事をはじめて、幻冬舎を設立してすぐからたて続けにベストセラーを出している出版編集者とは知っていた。お寿司屋さんで何度かお見かけした事があったがお話はしたことはなかった。

    すごい! の一言。自分が好きな感じる音楽家の本という読み物にしてだしたり、好きな作家にとことんつきあって、作品を一緒の気持ちで生み出したり、まさにカリスマである。
    かかわり合った作家たち、出版界のこと、対談もおもしろいが、
    まだ五十代後半の彼が、人生を語り、オンリーイエスタディー あとがきに代えて、のなかで沢山の友に感謝しているのがなんとも素敵だ。
    「僕が生涯で勝手に恋した九人の女性たち。あななたちにほめられたくて、ごくはここまでやってこれたような気がします。この本をあたたたち九人と我が母に捧げます。とある。
    そして、そのゲラ読みの途中で大きな事件がおきたという。
    どんな事件が起きたのだろう、、、(と自分のことの重ねて考えてしまった一夜であった。)
    それもオンリーイエスタディー として思い出す時が、やがて来る。とする感性。
     へたな小説よりも、よりすばらし驚きの小説的な一冊であった。

  • 読んでないからにゃー。

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著者プロフィール

幻冬舎代表取締役社長。1950年12月29日静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。 静岡県立清水南高等学校を卒業し、慶應義塾大学法学部に進学。大学卒業後、廣済堂出版に入社。初めて自身で企画した『公文式算数の秘密』が38万部のベストセラーに。75年、角川書店に入社。「野性時代」副編集長を経て、「月刊カドカワ」編集長に就任、部数を30 倍に伸ばす。5本の直木賞作品を始め数々のヒット作を生み出し、41歳にして取締役編集部長に。 93年、角川書店を退社し、幻冬舎を設立。五木寛之『大河の一滴』、石原慎太郎『弟』、唐沢寿明『ふたり』、郷ひろみ『ダディ』、天童荒太『永遠の仔』、村上龍『13歳のハローワーク』、劇団ひとり『陰日向に咲く』、長谷部誠『心を整える。』、渡辺和子『置かれた場所で咲きなさい』など26年間で25冊ものミリオンセラーを世に送り出す。著書に『編集者という病い』、『異端者の快楽』、『たった一人の熱狂』、藤田晋との共著に『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』、松浦勝人との共著に『危険な二人』、林真理子との共著に『過剰な二人』などがある。

「2020年 『読書という荒野』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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