分離したリアリティ (新装版)

  • 太田出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778313050

作品紹介・あらすじ

"ドン・ファン"シリーズのなかでも精髄と評される「初期4部作」を、同シリーズの代表的訳者による翻訳で統一し、これからの世代に向けて装いも新たに刊行。戦士としての生き方と死。そして、「見ること」とは。深化する第2作。

感想・レビュー・書評

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  • 宿題本その2。カスタネダのヴィジョンは、あきらかにチベット密教のグル、アメリカへの紹介者のチョギャム・トゥルンパが晩年にあらわした『シャンバラ 戦士の道』と親近性があるように思える。
    文献的な影響関係は知らない。本書をフィクションとする説も説得力があるそうだが、アメリカの砂漠ソノーラの見た夢が、かたや駆け出しの人類学者に、かたやチベットの導師に宿ったと考えると実に痛快だ。

    本書の中にもドンファンがカスタネダの朗読する『バルドゥ トゥエ ドル』に注意深く聞き入る場面があって興味をそそられる。

  • カルロス・カスタネダの第2作目。

  • 2013-6-13 中原先生お勧め

  • カスタネダのシリーズは、たとえば『スター・ウォーズ』のフォースとか
    『ガンダム』のニュータイプとかに興味ある方々にも面白いはず。子供の頃、そういう「力」についてまるごと徹底解説してる本がないかと思ったことありませんか?
    初期カスタネダはまさにそういう書物です(そもそも『スター・ウォーズ』構想時にルーカスはカスタネダの本にもインスピレーションを得たわけですが)。
    本書はシリーズ2作目。より日常的になってきます。帯推薦文は細野晴臣氏。

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