絶歌

著者 :
  • 太田出版
2.86
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本棚登録 : 1910
感想 : 229
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778314507

作品紹介・あらすじ

1997年6月28日。僕は、僕ではなくなった。酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、切り結び著した、生命の手記。

感想・レビュー・書評

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  • あえて星1をつけておく。この本が評価されてはいけないと思うし、自分が誰かに勧めるか…というと、勧めない。ただ、自分も重なるところがあったり、心理の書き方に入り込む部分もあった。読んだことは後悔していないし、俺には必要だったが、人にはあまり勧めない。

  • 何も反省してないな、この人って思いました。

  • まだ読み途中だが、猫の場面の表現がエグい。これ以上読み進められないかも。 
    読み終えた。簡単に感想を書いてはいけない気がする。
    もう少し調べてからまた考えてみようと思う。

  • 何と書いたらよいのか。
    あれだけの事件を起こしておいて「本当に申し訳ありませんでした」。
    言葉を失ったし、ああ、こいつは心底自分の事しか頭にないのだな、人を殺してはいけないのも「自分が苦しむ事になるから」。
    そう言ったことに事件を起こす前にどうして気づけなかったのか。
    この男は全く反省していないし、根っからの厨二病である。数多の言葉を、文学作品を引用して並べ立てようとしてもそれは変わらない。

  • 星で評価するような本では無いので、星がないのは悪しからず。これがフィクションだったらどれほど良いだろうと言う考えを読んでいる途中に何度も反芻することになる。
    読み終わったあと、クソデカため息でる。
    勘弁してくれという表現が多数。
    更生してるかという問はこの本だけじゃ分からないけど、これを出版してからの著者の言動を見るとはらわた煮えくり返るところがある。
    これだけを読むと考えが偏るので、被害者遺族が出されている手記も一緒に読むことをおすすめします。
    自分が産まれる前の事件だからどこか現実味がなくて、フィクションのように感じていたけど、それでもキツかった。読んでいて頭が痛くなる。
    だから、遺族がこの本を無断出版され初めて読んだ時の気持ちを考えると居た堪れない。
    被害者、被害者遺族には謹んで哀悼の意を捧げます。

  • 心が痛いです。

  • 非常に胸の痛くなる内容。リアルであるがゆえに、咀嚼も消化もできない。非常に不気味で、苛立つ。ただ、そこで拒絶し考えることをやめたくない。理解し難く、苦しいが、安易な否定も肯定もしたくない。ただ、本当に胸が痛い。

  • 2023/12/18

  • 家族すごい

  • 発売当時怖いもの見たさで購入したのはいいが、世間のこの本が出版されたことに対する賛否と数ページ目の写真で学生だった私は完全にびびり上げ、私にはまだ早いと思い本棚に。大人になって思い出し読了。
    事件当時についての描写が他人事のように、物語りのように書かれているのは気持ちが悪かった。が、幼い頃誰でも抱く想像と妄想の末罪を犯し、大人になり現実の生きづらさに直面し少年A本人であるということが公になるのを恐れるサイコパスになりきれない人間的な感情を持った人間だと感じた。
    何よりもこの本を購入したことで印税に貢献したと思えば後悔はしています。

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