没頭力 「なんかつまらない」を解決する技術

著者 :
  • 太田出版
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778315993

感想・レビュー・書評

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  • もちろん吉田さんのことは知っていたし楽しそうというか情熱的にお仕事されているな、と思っていました。
    でも読む前は懐疑的すぎて「啓発本の類じゃないか」と思っていました。

    いざ読んでみるとわりかし具体的でした。
    ①楽しいと思ったことを書き出してみる
    ②行動してみる
    ③4%限界値を上げて挑戦する
    ➃不可能に思える事を分解して挑戦できそうなことに変える
    ⑤いつモチベがあがるか観察する
    ⑥適度なストレスをかける

    今はそれほどしていないけれど私もゲームが好きでした。
    しているときって簡単なものより少しだけ難しいもののほうが集中力が高まって何時間もしているような気がします。
    そういう風にしていることやしたいことの中に「ゲーム性」みたいなものを見出せると没頭できるのかもしれません。

  • 【40歳までダラダラ過ごして、あぁ…あのときもっとこうすればよかったのに!と心の底から後悔した時に、神様にお願いして20歳に戻して貰えたと思って活動したら】

    どうも!ぶろろぐです。
    〇読破4冊目になります。

    上記は本の中で触れられていた名言を抜粋したものです。
    やる気が湧いてきませんか?
    以下は、読んで学んだことまとめです。

    〈学んだこと〉
    幸福度▶快楽、意味、没頭
    ・快楽は比較的すぐに手に入る。
    ・意味は有意義な人生を送ること。承認欲求。
    ・行為に意味を求めてる人は行為自体が楽しくてやってる人に勝てない。

    ・自分のスキルより4パーセント難しいことに挑戦する。

    ・結果が得られるまでのスパンを短くする。

    ・絶望あっての希望は印象に残る

    ・自分にとって価値があるものに不安を感じる。

    ・自分の魂の形を表明して同じ仲間を探す。
    →何が好きか述べて、仲間を集める。

  • 文章のプロかとは違うだろうけど、話のプロだなぁと噛み締めながら読んでいった。
    ラジオを聞くのとは勿論違うけど、カジュアルな文章なのにちゃんとポイント伝えてくれる。
    基本的にチクセントミハイのフロー体験を筆者なりに噛み砕いてアウトプットしてる。
    最近別の著者の本で「勉強することは将来のためだからやろう」みたいなのにちょっとした嫌悪感を感じたけど、この著者は「当たり前」や「常識」は「お母さんから勉強やりなさいって言われるようなもんで没頭出来る訳無い」的なフレーズは本当にその通りだと思う。自発的に決めた事で没頭出来る事こそ血肉になっていくんだよな。

    目線を合わせようとしてくれるところとかも読みやすかった。

  • ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る

    そのための本。

    本読んでいる時、本当に夢中になれる本に出会った時は、それこそこの本に書かれている没頭力。いわゆる、ゾーンに入ったような感覚を味わう事がある。
    それを求めて、また読むのかもしれない。

    ずーっと、なんかつまらない日々が続いている私にとって、表紙に書かれている「なんかつまらない」を解決する、技術。本当に欲しい。

    何かに没頭する経験は一度くらいはした事があるのではないでしょうか。

    そんな没頭力を得るための本です。

    ニコ生での放送をまとめたような本で語り口調で書かれています。

    内容としては、著者は本当に楽しんでいるんだろうなぁという事が伝わってくる。悪くは無いけれど、まだ気持ちがついていかないかな。

    改めて読んでみると違うかな。

  • ▫️心に残った一文
    「不安は没頭への入口と考えれば、不安や絶望を飼い慣らすことが出来る」
    希望という感情は絶望のあとにしか現れないそう。不安を抱えがちな自分だが、不安は没頭への第1歩と考えると、ポジティブに考えられそう。

    ▫️重要部引用
    ・人生の究極の目標は、上機嫌でいること
    ・予防医学的な幸せは、ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る
    ・1番磨くべきスキルは、自分が楽しくなるスキル
    ・人生を2万個の好きなことで埋め尽くす
    └好きなものがバラバラで、意外なものであっても良い
    ・没頭へのプロセスは、不安→開き直り→没頭
    ・これを当たり前だと思えという命令よりも、「自分ルール」を大事にするのが、没頭への第1歩
    ・価値なんてなくても、他人には無意味でも、それをやらなきゃ自分が息ができないから。理由なんて、そんなもの。
    ・自分が違和感を感じるものが、魂のあるところ
    ・違和感を突き詰めてもいいと自分で思えるようになることが、没頭力をつけるために1番大切なこと
    ・自分で楽しいと思うことをずーっとやっていて、ふっと横を見ると、その時誰かたってるの
    ・自分の魂の形を表明して、似た形の人を探せばいい。
    ・不安というのは、「決めていない」ということである
    ・ダルビッシュは40歳までダラダラしてしまった人が20歳に戻してもらえたと思って生きてる
    ・不安は自分にとって本当に価値があるものに対してしか生まれない
    ・自分にとって本当に価値があるものを見つけるためには、「当たり前」という常識から離れて、自分の中の違和感を明らかにすることが大切
    ・そしてその不安を認めて、開き直らないと没頭は訪れない
    ・開き直るために効果的なのは、自分の中のプラスのモチベーションをきょうかすること
    ・すごいことする人がすごいわけではない

    ▫️没頭しやすくなる条件
    ・自分なりのルールを決める
    ・結果がえられるまでのスパンを短くする
    ・自分のスキルより4%難しいことに挑戦する

    ▫️没頭のためのチェックリスト
    ・楽しいと思ったことを書き出す
    ・まずは手を動かす。行動する。
    ・挑戦になってるか確認する
    ・不可能な挑戦をできそうな挑戦に変える
    ・自分がいつモチベーションが上がるかモニタリングする
    ・適度なストレスをかける

    ▫️没頭するための条件
    ①ゴールドルールがはっきりしていて、フィードバックが早いこと
    └何をするべきか、どうやってやるかを疑問に思うことなく行動する
    ②目の前のことに100パーセント集中している
    ③無意識に体を動かしていること
    ④自分というものをなくしていること
    ⑤時間の感覚がなくなっていること
    ⑥その場の状況をコントロールできていること
    └責任を持つと人生が楽しくなる
    ⑦その行動自体が目的になっていること
    └テトリスは実験
    ⑧自分の持っているスキルと課題のバランスが取れていること

    ・フローを作り出すには、①と⑥と⑧が重要

  • ☆☆人生で2万回「没頭」しよう
    ☆「朝ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」
    幸福は「快楽(ポジティブ感情)」「意味(意義)」「没頭」という要素でできている

    いわゆる「フロー状態」
    ・自分なりのルールを決める
    ・結果が得られるまでのスパンを短くする→自分で状況をコントロールできる、フィードバックが速い
    ・自分のスキルより4%難しいことに挑戦する

    没頭に入るためには「不安→開き直り」
    →不安とは「やるか、やらないか」の逡巡のことなのではないか?
    自分にとって価値があることにしか不安は生まれな

    著者に親近感が持てる

  • 不安という感情をきちんと明文化されていて、
    不安→開き直り→没頭
    までの流れを論理的に説明してくれています。

    没頭している状態の定義や没頭の見つけ方も教えてくれています。

    不安の先に希望があり、
    その不安を取り除くためには決断、行動が必要とのこと。

    そして行動していることで、没頭=フローの状態に入れる。

    自分自身も不安で行動しないことが多いので、人間の心理を理解して、開き直って行動してみたいと思います。

  • 話し言葉なせいか、最初少し読みにくかった。内容は普通です。20230618、完全に内容を忘れた状態で再読。「人生の究極の目標は"上機嫌"でいること」がいいですね。時が経って中身が頭にスッと入ってきました。

  • ・希望は絶望の後にしか現れない
    ・不安→開き直り→没頭

  • 図書館でたまたまこの本を見つけ、春休みの「いくら行動していても何もしていない気がして焦る」を改善できそうだなと思ったので借りて読みました。


    不安→開き直り→没頭がとても腑に落ちました。とくに何も予定がない休日がほとんどでダラダラSNSを見てしまい、罪悪感や焦りを感じていました。でも開き直ってとにかく好きな本を開いてみる、読書好きなのでなんでもいいから本を持って外に出てみる等の行動を起こすと充実感が得られるようになりました。



    また、両手を動かすと没頭しやすいという言葉にもとても納得しました。ピアノを久々に弾いてみたりすると、楽しくてとても没頭できました。この時も自分がギリギリ出来そうなレベルの楽譜を弾いてみることを意識すると、出来たときの達成感がすごくて満たされた気持ちになりました。


    個人的には没頭するための体質改善というよりはアイデアを知りたいと思っていたので、途中の部分は読み飛ばしました。自分の生活が豊かになれそうな言葉がたくさん書かれていてあっという間に読み切りました。とても読みやすく頭に入りやすい尚且つ行動を起こしやすい本でした。












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著者プロフィール

ニッポン放送アナウンサー。2012年第四九回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞。「マンガ大賞」発起人。マンガ、アニメ、アイドル関係等に精通。著書に『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』(太田出版)等

「2022年 『オタクを武器に生きていく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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