変貌する権力政治と抵抗: 国際関係学における地域

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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118425

作品紹介・あらすじ

20世紀の半ば以降、歴史や政治・経済への視線は一国から国際関係の
中の位置づけに変化した。
 本書の多様な論考のテーマ──独立運動、国家の形成、国際運動、
越境地域協力、平和構築、そしてヨーロッパから太平洋に広がる地域の
多彩さの底流に流れる共通項は「国際関係」である。
 国際政治において表舞台に立てない小さな国や地域──それゆえに
見えてくるパワーポリティクスが貫通する冷徹な国際関係の中で、
それに抗い乗り越えようとする人々の営みの力強さ! 
近代国家の権力政治と抵抗する非国家レベルのつばぜり合いの諸相。

著者プロフィール

1932年東京都生まれ
東京大学大学院社会科学研究科(国際関係論専攻)修了
北海道大学法学部付属スラブ研究施設助教授・教授
津田塾大学、広島市立大学教授を歴任
津田塾大学名誉教授
主要論文・著書
・『小国外交のリアリズムー戦後フィンランド1944年―48年』(岩波書店。2011年)
・『国際関係学原論』(岩波書店、2003年)
・『国際関係学』(東京大学出版会、1993年)
・『北欧現代史』(山川出版社、1980年)
・『ソヴィエト連邦と現代の世界』(岩波書店、1979年)
・『東・北欧外交史序説―ソ連=フィンランド関係の研究』(福村出版、1970年)

「2012年 『変貌する権力政治と抵抗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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