ドン・キホーテ 前編: 新訳

  • 彩流社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779118456

作品紹介・あらすじ

17世紀スペインのキリスト教とイスラム教世界の対立を背景に、ラ・マンチャの男の狂気とユーモアに込められた奇想天外な騎士道物語!

「もしセルバンテスが日本人であったなら『ドン・キホーテ』を日本語でどのように書くだろうかと不遜な妄想を抱いたのは事実である。そして同年齢のセルバンテスに我が身をなぞらえ、日本語で書くならああも書くだろう、こうも言うだろうと勝手な想像を巡らせながら翻訳を進めた次第である。」(「『ドン・キホーテ』の背景とセルバンテス」)

感想・レビュー・書評

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  • どうして未だに読んでいないのか疑問に思って借りてみた。
    妄想と現実の区別がついてない人きつい。

    結婚だの裏切りだの野に下るだのいろいろやって、みんなで協力して解決しようとしてるとこまでは読んだ。
    風車のシーンは最初の方のちょっとだけなんだな。

  • お前らドン・キホーテの贋作なんか読んでんじゃねえぞオラ(hola)!と、作中で主人公に云わせるメタさが新しい。
    「貞節の純度」についてのフィレンツェの貴族アンセルモの説。いわく「女の美徳は数多の男に言い寄られても毅然としてはねつけてこそ価値があるが、誰にも言い寄られる機会のない女が貞節でも何の価値もない」
    だからといって、友人を使って妻を試せば、友情も愛も失う危険があることを夢にも思わないなんてことあるのだろうか?

  • 第52章まで

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著者プロフィール

Miguel de Cervantes Saavedra(1547 – 1616)

「2012年 『新訳 ドン・キホーテ【後編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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