市民とつくる調査報道ジャーナリズム: 「広島東洋カープ」をめざすニュース組織 (彩流社ブックレット 5)
- 彩流社 (2017年7月10日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779123368
作品紹介・あらすじ
ワセダクロニクルが目指すのは、広島東洋カープである。
カネがなくユニフォームも満足に準備できない
ハラハラする船出でも、市民が鍋を抱えて募金を募った。
選手たちは原爆の荒野から立ち上がった市民と一体となって
力をつけ、ジャイアンツを倒すまでになった。
ワセクロにもカネがない。
政府や大企業に挑むのは時化た大海に小舟で漕ぎだす
ようなものかもしれない。
しかし強い調査報道の組織をつくるのは、
社会を変えたいと強く願う市民だ。
「フェイクニュースと忖度が充満する世の中を一変したい」。
そんな思いを抱く市民と手を携えることから始めたい。
ワセクロとカープのファンはきっと気が合う。
本を出版したら、両ファンの交流イベントも企画したい(?)。
ワセクロが2017年4月に刊行した
『始動! 調査報道ジャーナリズム』の第二弾!
「調査報道ジャーナリズムとは徹頭徹尾、
「権力の監視」を使命とする。
尊厳が傷つけられ、侵され、奪われている人々の状況を
発掘し、直視し、
事実によってその現実をパブリックに向かって
暴露していくのだ
(『始動! 調査報道ジャーナリズム』より)」