バートルビーズ/たった一人の戦争

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779123429

作品紹介・あらすじ

【坂手洋二戯曲集】刊行スタート!

「「3.11後」を生きる私たちのための戯曲集」————坂手洋二

★ 1冊に2作品収録
★ 2巻同時発売
★ 各作品に作家自身による作品解説・創作ノート付き!


『バートルビーズ』(国際メルヴィル学会特別公演作品)
ハーマン・メルヴィルの作品『バートルビー』の主人公が、
現代、東日本大震災で被災した病院にいた!?
古典作品から抽出された情念が、
「3.11後」の生き方に重なる叙事詩。

『たった一人の戦争』
放射性廃棄物処分のため設置された超深地層研究所。
見学する人々が惑う、繁栄の背後にある闇の歴史。
宇宙にしか逃げ場はないのか。
私たちは「帰り道」を見つけることができるのか。

著者プロフィール

さかて・ようじ
1962年、生まれ。劇作家、演出家。
劇団「燐光群」主宰。
日本演出家協会理事、日本劇作家協会理事。
1991年、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』
(燐光群公演)岸田國士戯曲賞、
2003年、『屋根裏』読売文学賞、
2005年、『だるまさんがころんだ』鶴屋南北戯曲賞
……など受賞作品多数。
2017年から新たな『坂手洋二戯曲集』が
彩流社より刊行され始め、現在、
『バートルビーズ/たった一人の戦争』、
『星の息子/推進派』(2017年)、
『神々の国の首都/漱石とヘルン』(2018年)、
『くじらと見た夢/南洋くじら部隊』(2019年)の
4冊が刊行されている。
他の著書に
『ブレスレス/カムアウト 坂手洋二戯曲集』、
『トーキョー裁判/危険な話 坂手洋二戯曲集』
(共に、而立書房、1991年)、
『火の起源』(而立書房、1994年)、
『青空のある限り』(而立書房、1996年)、
『くじらの墓標』(而立書房、1998円)、
『天皇と接吻  坂手洋二戯曲集』(カモミール社、2002年)、
『最後の一人までが全体である 坂手洋二戯曲集』
(れんが書房新社、2003年)、
『私たちはこうして二十世紀を越えた』(新宿書房、2003年)、
『だるまさんがころんだ Danger!! mines!!』
(カモミール社、2006年)、
『いとこ同志』(れんが書房新社、2007年)、
『坂手洋二 1 屋根裏/みみず ハヤカワ演劇文庫 7』
(早川書房、2007年)、
『坂手洋二 2 海の沸点/沖縄ミルクプラントの最后/
ピカドン・キジムナー ハヤカワ演劇文庫 17』
(早川書房、2008年)、
『普天間』(未来社、2012年)などがある。

「2019年 『8分間/ゴンドララドンゴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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