8分間/ゴンドララドンゴ (坂手洋二戯曲集)

著者 :
  • 彩流社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779124228

作品紹介・あらすじ

【坂手洋二戯曲集】第五回配本!

岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲集、読売文学賞、
紀伊國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞などを受賞した
現代を代表する劇作家・坂手洋二の戯曲集!

★ 1冊に2作品収録
★ 各作品に作家自身による作品解説・創作ノート付き!


「もう一人の自分」と対峙することで世界を捉え直す、
坂手SF 2作品を収録!

『8分間』

2011年3月11日のプラットホームで、鈍行が出て
次の鈍行が来るまでの八分間をタイムループする「彼」。
これはゲームの世界なのか、小説の世界なのか、
それとも現実なのか。
「彼」が八分間を繰り返し生きる理由とは──

「どっちみち死んじゃうのだから、愛しあわなければならない。」

『ゴンドララドンゴ』

ゴンドラに乗った作業員二人の人格が入れ替わる。
その時、二人は、家族は、友人は、どう受け入れていくのか。
そしてどのような人生を選択していくのか。
昭和から平成への転換期を背景に描かれる、
〈坂手版 とりかえばや物語〉。

「自分の命と引換えに世界中の人が救われるとしたら。」

著者プロフィール

さかて・ようじ
1962年、生まれ。劇作家、演出家。
劇団「燐光群」主宰。
日本演出家協会理事、日本劇作家協会理事。
1991年、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』
(燐光群公演)岸田國士戯曲賞、
2003年、『屋根裏』読売文学賞、
2005年、『だるまさんがころんだ』鶴屋南北戯曲賞
……など受賞作品多数。
2017年から新たな『坂手洋二戯曲集』が
彩流社より刊行され始め、現在、
『バートルビーズ/たった一人の戦争』、
『星の息子/推進派』(2017年)、
『神々の国の首都/漱石とヘルン』(2018年)、
『くじらと見た夢/南洋くじら部隊』(2019年)の
4冊が刊行されている。
他の著書に
『ブレスレス/カムアウト 坂手洋二戯曲集』、
『トーキョー裁判/危険な話 坂手洋二戯曲集』
(共に、而立書房、1991年)、
『火の起源』(而立書房、1994年)、
『青空のある限り』(而立書房、1996年)、
『くじらの墓標』(而立書房、1998円)、
『天皇と接吻  坂手洋二戯曲集』(カモミール社、2002年)、
『最後の一人までが全体である 坂手洋二戯曲集』
(れんが書房新社、2003年)、
『私たちはこうして二十世紀を越えた』(新宿書房、2003年)、
『だるまさんがころんだ Danger!! mines!!』
(カモミール社、2006年)、
『いとこ同志』(れんが書房新社、2007年)、
『坂手洋二 1 屋根裏/みみず ハヤカワ演劇文庫 7』
(早川書房、2007年)、
『坂手洋二 2 海の沸点/沖縄ミルクプラントの最后/
ピカドン・キジムナー ハヤカワ演劇文庫 17』
(早川書房、2008年)、
『普天間』(未来社、2012年)などがある。

「2019年 『8分間/ゴンドララドンゴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

坂手洋二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×