アマディス・デ・ガウラ(下)

  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779126291

作品紹介・あらすじ

不義の子アマディスのオリアナ姫との別離。
「緑の剣の騎士」としての苦難。怪物エンドリアゴとの死闘。
オリアナ姫との再会ならびに
「美貌の息子・エスプランディアン」の誕生など
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の頭を狂わせた
スペイン最古の騎士道物語の大長編、後半。

「…アマディスは勇猛なる恋する騎士たちの指針、明星、
太陽であって、恋と騎士道の旗印のもとに戦うわれらは、
すべからくそのすべてを真似るべきである。
そう言う次第であるから、友達のサンチョ、アマディスを
もっともよく真似る遍歴の騎士こそが騎士道の完成にもっとも
近くにいるとわしは考えるのだ。この騎士が分別、勇気、度量、
忍耐、ゆるぎなき愛を端的に見せたのは、オリアナ姫に疎まれて
ペニャ・ポブレに身をもって苦行に身を投じたときだった。」
(セルバンテス『新訳 ドン・キホーテ』第25章より)

著者プロフィール

Garci Rodoríguez de Montalvo.1450?~1505.
詳細不明だが、著者自身が前作『アマディス・デ・ガウラ』の
最後に記しているところによるとメディナ・デル・カンポ
(カスティーリャ・イ・レオン州バリャドリッドの近郊)の
名士であったらしく、当市の議員を務めていた。
モンタルボ家の子孫の裁判記録によると、1505年には死亡していた
ようで、『アマディス・デ・ガウラ』の出版を見ずに亡くなっていた
ようである。邦訳に『アマディス・デ・ガウラ(上・下)』(彩流社、
2019年)がある。



「2020年 『エスプランディアンの武勲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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