スクリーン横断の旅 (フィギュール彩 98)

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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779171017

作品紹介・あらすじ

《聖なるもの》を経験する旅に、終わりなどない。


「現実」はつねすでに動いている。
「可能性の思考」を得ることができないなら
学ぶことになんの意味があるだろう。

悲嘆するだけでは「不幸」を変えることはできない。
どうすればよいか徹底的に考えるべきなのだ。

自己との対話を追求するため、
人は映画から「何」かを見出すのである。



[取り上げる映画作品]

『デルス・ウザーラ』『シェーン』『一人息子』

『野菊の如き君なりき』『突撃』『ジョニーは戦場へ行った』

『ザ・トレンチ〈塹壕〉』『勝利者』

『アンボンで何が裁かれたか』『覇王別姫 さらば、わが愛』

『真昼の決闘』『東京物語』『七人の侍』『十三人の刺客』

『真夜中の刑事』『冬の猿』『丘』『荒馬と女』『恋』

『忘れられた人々』『マドモアゼル』『ルシアンの青春』

『雨月物語』『蜘蛛巣城』『めまい』『パリの灯は遠く』

『黄金狂時代』『英国万歳!』『ウィンター・バトル』

『デッドゾーン』『海の牙』『陸軍』『氷壁の女』

『ジャガーノート』『ジャッカルの日』『ヒロシマナガサキ』

『エスター・カーン』『ピショット』『ペレ』『ヘンリー五世』

『大反撃』『罪と罰』『破戒』『バラバ』

『二〇〇一年宇宙の旅』『ジャック・サマースビー』

『終身犯』『ネバダ・スミス』『地下の民』『道中の点検』

『リユニオン 再会』『父親たちの星条旗』

『硫黄島からの手紙』『ローマの休日』『汚れなき悪戯』

『アラビアのロレンス』『裁かるゝジャンヌ』『ロビン・フッド』

『グッドウィル・ハンティング/旅立ち』『インドへの道』

『眺めのいい部屋』『海の沈黙』『ブレイブハート』『慕情』

著者プロフィール

たての・まさひろ TATENO Masahiro
1947年、福岡県生まれ。明治大学文学部名誉教授。
岩手県立遠野高校卒業後、明治大学文学部に入学。
明治大学大学院文学研究科修士課程修了。
その後、同大学文学部教員として
英米文学と西洋文化史を研究。
反戦の思想に立ち、今日の芸術と文学を非暴力探究の可能性
という観点から研究している。
また「道の精神史」を構想し、ヨーロッパへの旅を重ね続ける。
著書に
『精神のたたかい 非暴力主義の思想と文学』
(スペース伽耶、2007年)、
『黄金の枝を求めて ヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学』
(スペース伽耶、2009年)、
『世界文学の扉をひらく 1・2・3巻』
(スペース伽耶、2008年、2010年、2011年)、
『日本文学の扉をひらく 1巻』(スペース伽耶、2013年)、
『洞窟の反響 『インドへの道』からの長い旅』
(スペース伽耶、2014年)、
『未完なるものへの情熱 英米文学エッセイ集』
(スペース伽耶、2016年)、
『遠野物語を読む 2   リバティアカデミーブックレット』
(永藤靖、立野正裕著、明治大学リバティアカデミー、2015年)、
『紀行 失われたものの伝説 フィギュール彩 21』
(彩流社、2014年)、
『紀行 星の時間を旅して フィギュール彩 35』
(彩流社、2015年)、
『スクリーンのなかへの旅 フィギュール彩 79』
(彩流社、2017年)、
『スクリーン横断の旅 フィギュール彩 98』
(彩流社、2017年)、
『根源への旅  神話・芸術・風土』(彩流社、2018年)、
『百年の旅  第一次大戦 戦跡を行く』(彩流社、2018年)、
『紀行 辺境の旅人』(彩流社、2019年)、
『紀行 ダートムアに雪の降る』(彩流社、2020年)、
『紀行 いまだかえらず』(彩流社、2020年)などがある。

「2021年 『紀行 忘却を恐れよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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