- Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
- / ISBN・EAN: 9784780301984
作品紹介・あらすじ
自己肯定感を知識として知ってはる人は、ようけいてはります。でも、ほんまにわかってはるひと、どれぐらいいてはりますんやろか?結局、なんや「自己肯定感」が大事や大事やといいながら、自己肯定感を台無しにしてはるんですわ。何をやってはるんですかねぇ。嘆かわしいことですわ。おおらかな心のコラボレーション。臨床心理学者と詩人・版画家の共同作業からうまれたココロの絵本。
感想・レビュー・書評
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こんなんでエエということですね。
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臨床心理学者の高垣忠一郎先生と版画家の山田喜代春先生による共著。自己肯定感、言葉としてはよく聞くけれど、自己肯定感の本当の意味はよく理解できていないかも、そう思っている人におすすめできる良書。完璧主義で自分にも厳しい、他人にも厳しくて傲慢で偉そうな叱り方や意見をしてしまう、それで自己嫌悪に陥る、人間関係がこじれる、そんな悪循環から抜け出すヒントが書かれているように思います。
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職場の人たちに読んでもらいたい一冊。
自戒も込めて。
ただ、関西弁、すこし文字を追いにくかった。
その、言葉の持つ響きや抑揚などが想像しにくいからだろうな。
嫌いというわけでは決してない。
し、内容は本当に、そうだよなあ〜と思った。
自分が自分であっていい。 -
挿絵の版画がすごく良い味をだしています。
自己肯定感って、どうやってもつのかしら?と、何かヒントが欲しくて
手に取ってみました。
結局、「イイ」と「エエ」の違いと、『こんなワイでもエエねんなぁ』が
なんとなく分かった程度。。。vv
本文よりも、挿絵の文章の方が、シックリきて好きでした。
また関西弁の文章は慣れていないせいか、少し読みづらかった。 -
なかなか素敵。たまにパラっと見たいかな。
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語りかけるような言葉が心にすっと入り込む。
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自分が自分であって大丈夫っていう自己肯定感。
自分の欠点や弱点、見たくないところを、そんなところも持ってていいんだって認めること。それから、まぁしゃあない、そんなところもありつつぼちぼちやっていきますかと引き受けること。自分自身を引き受けることを自己受容っていうのかな。
これは諦めや自暴自棄とは違うと思う。
引き受けるというのはとても力強い言葉で、認めた上で自分が責任をもって主体になることだと思う。自分の人生を引き受けられるのは自分しかいなくて、それがどんなに頼りなく思われても弱弱しく感じられても、自分にとっては自分が最高の引き受け手であって唯一の大切な存在だと思う。
そんな感覚をもっていられたらなあって。 -
ちょっと心が弱っている人に
贈りたい一冊です
もちろん
心が弱っている自分にも
届けたい一冊です