吾輩は猫である (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 218
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781603476

作品紹介・あらすじ

英語教師・珍野苦沙弥の家に住みついた一匹の猫。自らを「吾輩」と称し、発達した知識を持つ名無し猫が、自身の視点から見た人間世界の滑稽さや、珍野家を取り巻く個性的な人物たちの生態を面白おかしく、鋭く風刺的に批評してゆく…夏目漱石の処女小説であり、出世作ともなった近代日本を代表する不朽のユーモア小説を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 小説を読む前にどんな物語か簡単に把握できる漫画だった。吾輩は猫であるの小説を積読してしまいそうな人はこの漫画版を読んでから読むと、照らし合わせを楽しみながら読めて飽きないと思う。

  • セリフ回しの喉越しが良いというか文がスッと入る。
    例えば、「吾輩は猫である。名はまだない。」
    ネコだから吾輩くらいは言いそうだな。。とか名はない。
    も別に悲壮感なく寧ろユーモラスになるから凄い。

  •  子供に興味を持たせるために、マンガ版を探し何気なく、娘(10歳)の本棚に紛れ込ませます。
    前回の「学問のすすめ」は手にとってはいたが、読んだのだろうか・・・

    今回は超有名な「吾輩は猫である」をチョイス。興味もつかな?

     自分でも読みましたが、原作を読んだことがあるはずなのに、マンガ版はピンと来なかった。当事、学校で読まされたんだっけ?

    以外に(失礼)面白く読ませて貰いました。

    多分、私のリアルな本棚のどこかに小説版も眠っているハズ。キンドル版は無料だったかな?今一度、読む必要がありそうです・・・

  •  猫目線から人間の日常を描いた物語。本作を読む前に概要をつかむために読んだ。
     特徴的な登場人物と猫の視点から日常風景を描く点が面白い(のかな)。
     あっという間に読み終えられるので概要をつかむにはよいが、小説としての面白さは…本作を読んでみないとなんとも言えないなぁ。

  • 夏目漱石の代表作。
    珍野苦沙弥の家に住み着いた猫の視点から人間の暮らしや行動を俯瞰するという、珍しい発想の下に書かれた作品。個性的な珍野先生の友人たちや個性的な友人たち。
    人間とはとかく奇怪なことで一喜一憂するものだということが違った常識の持ち主が語ることで素直な目で見ることができる。タイトルや冒頭は有名でも、読んだことはない人が多数を占めるだろうが、一度これを読んでみると現代でも楽しめると思う。

  • 割と淡々とした日常に感じた

  • 若い頃読んだ筈の本書の記憶が殆ど無い。これ読んで記憶を蘇らせる体たらく。やはり漫画は、サクサク読める。

  • オリジナルでも鼻ばっかり気になったが、マンガになってもやっぱり鼻ばっかり気になるな。

  • 中学生の時に読んだ記憶があるが、どんなだったか記憶にない。猫目線の人間観察。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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