動物記 (まんがで読破)

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 74
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781604220

作品紹介・あらすじ

19世紀、文明化の波が広がり野生動物の乱獲が進むアメリカ開拓時代。猟師として、画家として動物の生態を研究していたシートンのもとに狼退治の依頼が舞い込む。そこで出会った狼たちの、決して人間に屈しない姿が、彼の人生に大きな転機をもたらす。総数55編にも及ぶ『動物記』の中でも傑作とされる「オオカミ王ロボ」と他2編を漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破を読破するシリーズ。ファーブル昆虫記があれば、もちろんシートン動物記も。
    有名な「オオカミ王ロボ」の他に、シートンの愛犬ビンゴの話と銀狐ドミノの話。
    生きるために家畜を襲う獣。家畜を守るために野獣を駆逐する人間。生きるために狩りをする人もいれば、毛皮や愉しみの為だけに狩りもする人もいる。そもそも共存のバランスを壊したのは人間による自然破壊。ただの動物さんかわいいっていう話じゃなかったんだよな。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/772636

  • 『シートン動物記』といえば、内容までは知らなくとも名前だけは聞いたことのある人も多いはず。

    本書では、代表作『オオカミ王ロボ』ほか2作品が漫画で楽しめる。あっさり風味ではあるが小説が苦手な人なら読むのも悪くない。

  • レビュー省略

  • [墨田区図書館]

    ふとみた図書館のティーンズ本コーナーでこんなシリーズを発見!きっと知る人ぞ知るで有名なシリーズのようだったけれど、これまで知らなかった!のでとりあえず息子が読みそうなものから順にチョイス。目指すは古典文学作品だけどそこまでたどり着けるかなぁ?とりあえずは読んでくれるところまで与え続けてみるぞ!

    初回はこの本とファーブル昆虫記。各お話を直訳したわけではなく、それぞれの筆者の生い立ちなど、伝記的要素も交えた仕上がりとなっていて、最初にこの本を読んだせいもあってか?少し私でも困惑する流れともなっていたけれど、昆虫記の方は二冊目に読んで慣れていたせいもあってかとてもよい仕上がりとなっていたし、この調子で読み進めてみよう。

  • 19世紀、文明化の波が広がり野生動物の乱獲が進むアメリカ開拓時代。猟師として、画家として動物の生態を研究していたシートンのもとに狼退治の依頼が舞い込む。そこで出会った狼たちの、決して人間に屈しない姿が、彼の人生に大きな転機をもたらす。総数55編にも及ぶ『動物記』の中でも傑作とされる「オオカミ王ロボ」と他2編を漫画化。

    「私の知っている野生動物たち」(1898)、「大灰色グマの伝記」(1900)などがあり、精密な観察、すぐれた物語性により、動物文学の代表とされる。

    アメリカの博物学者アーネスト・トンプソン・シートンの全著作物に対する日本での総称。主に自身の体験や見聞を基に創作された動物物語55編[1]を指す。日本でつけられた題名であるため、正確に対応する原題や他国語での訳題は存在しない。

    シートン
    1860~1946。イギリス出身の博物学者・画家・作家。カナダの開拓農場の大自然の中で幼少期を過ごす。挿絵画家として自立し、パリで画家修業を積みながら、動物研究の成果を物語集として発表。後に高い芸術性を世界中に評価され、「動物文学の父」と称されるようになる

  • 本当は子どものころに読むべき本かもしれないkが、今読んでも十分おもしろいし考えるところがある。

  • 狼のボスの話は、感動した。

  • 「オオカミ王ロボ」
    シートンがイギリス→カナダ→アメリカに渡ったとは
    知らなかった。
    博物学者・画家・作家ということも知らなかったけど。。。

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著者プロフィール

アーネスト・トムソン・シートン(1860~1946)イギリス出身の博物学者、画家。自身の見聞を元にした55編からなる「シートン動物記」を著す。

「2015年 『シートン動物記 クラッグ クートネーの雄ヒツジほか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シートンの作品

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