- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784781605623
作品紹介・あらすじ
人は人と会い、新しい明日を拓く。人と人が出会うということ。携帯電話やパソコンで、いつでも人は繋がっている時代。だからこそ「会う」ことはよりいっそう貴重である。田中角栄、山口百恵、仕事仲間や同級生たち。そして、自分の子供や親に「会う」ということ。人と会うことで生き、道を拓いてきた残間里江子の道標。その思いを綴る書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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「人と会うと明日が変わる」というタイトルに惹かれたのと、「1950年仙台市生まれ」という故郷の人が書いたので、読んでみることにしたのだった。
色濃い人生数多くの人達と歩んでこられた人で、田中角栄や山口百恵など著名人達とも時間を共有してきたとのこと。「著者のエネルギッシュな思い」が歩ませた人生で、それが次第に自己から他者への奉仕というふうに深まっていくのが感じられて、一生懸命に生きた人への天からのご褒美という印象を受けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
資料ID:92111940
請求記号: -
これまでの著者の人生と絡めながら,‘人に会う’ことについて書かれた本です。
興味深いエピソードがたくさん出てきますが,働く女性としての著者の生き方がより印象に残りました。
また,私にとっては「こういう考え方もあるのだ」と新鮮に感じた部分も多々ありました。
悩んでいるとき,一人であれこれ考えているより,人に会うことで思わぬヒントを与えられることがあります。
他方で,これで悩みを解決できると期待して人に会ったにもかかわらず,解決どころか,かえって悩みが深くなることもあります。
この本にも書かれているように,当然ですが,人と会うことはいいことばかりではありません。
でも,どんな経験もその先へつながっていくのだとこの本を読んだためか,今は素直にそう思っています。