老子 (まんがで読破 MD105)

著者 :
  • イースト・プレス
3.09
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本棚登録 : 69
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781607474

作品紹介・あらすじ

『論語』と並ぶ、中国の代表的な古典『老子』。その根幹にある無為自然の思想は「あるがままに暮らすべき」という教えだが、欲による利益闘争が激化する昨今、どのようにすれば「あるがまま」の生き方ができるのか?長い中国の歴史のなかで育まれ、人々が平安に暮らすべくあみ出された「道」の思想を、現代社会と照らし合わせて漫画化。

感想・レビュー・書評

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  • 2020.07

    東洋思想を今年は少しずつ学びたい。
    現代社会の事例に合わせた解説。
    「柔よく剛を制する。」
    は考えさせられる。
    今よりも時に水の方が強くなるように、弱さと強さの本質はなんなのか、自分の中の哲学を磨きたい。

  • レビュー省略

  • まんがで読破を読破するシリーズ。
    道教につながった「老子」を現代社会のシチュエーションに置き換えて説こうとしている構成。
    とりあえず、欲張っちゃいけないなっていうことと、相応に足ることを知らなきゃいけないなということは学んだ。
    それにしても、なぜにナビゲーターが牛に乗っているのか。論語の時の牛田牛子は、孟子のモーに掛けているのは分かったんだけど。

  • マンガとしては面白かった。内容は薄いので、いつか書籍で読みたい。

  • かなり噛み砕いて書いている本。
    老子の教えは最小限でわかりやすさに重きおいた本と言える。

    欲に溺れて人間らしく幸せに生きれない人が多過ぎる、もっと欲に左右されない自然の生き方をすすめる。最後の仕事のできない新人やリーダの話は勉強になった。

  • こういう考え方を生み出した国が、今ではこの精神をすっかり忘れてしまっているようで哀しい。

  • 漫画で読破シリーズ2冊目は、老子。
    老子のことは全然知りませんが、なんだか超スケールな印象があります。しかし本書は200ページありません(笑)

    題材としては、「無と有」「無欲」「短命なわけ」「大怨」「不言」「柔よく剛を制する」が扱われていました。現代社会の日常的なことを扱いながらこれらが説明されているので、特別な感じはありませんでした。漫画だからそう読めるのかもしれませんが、それ程誰にでも起こりえることの気付きや教えとも言えるのかもしれません。

    結論としてはわかったようなわからないような。老子というものは理解できてないと思いますが…。

    次は「分析心理学 自我と無意識(ユング・作)」がもう届いています。これも200ページありません(笑)

  • 現代のフィクションに添えて老子の教えを対応づけるような描き方だった。 老子の解釈がそもそも漠然としているのか、全体を通して欲にとらわれないこと、柔軟に生きることなどの少ないポイントにしか焦点があてられていなかったような気もする。

  • 老子の教えを現代に生きる私と重ねてうまぁ~く紹介してる。

    泣きそうになるくらい本質をついてると思った。

  • 無欲になるって、激ムズでしょう。

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