オオカミがとぶひ (こどもプレス)

  • イースト・プレス
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781608280

感想・レビュー・書評

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  • オオカミが飛び回っているから風が吹いている。
    クジラが来るから夜になる。
    クジャクは夜空。
    豹が来ると雪になる。

    ダイナミックな絵柄と発想。

  • 想像力を豊かに働かせた発想のおもしろい絵本。哲学的な部分もある。大人だからこそわかる魅力ともいえる。
    絵は子どもの絵のようでありながらよく動きをとらえており、勢いがあって遠くから見てもきれい。絵の描き方の参考にもできそう。

  • ★娘たちに読み聞かせ。

    絵の迫力がすごい。目を奪われる。読むというより、じっくり眺めていたくなる本。こんな絵が描けたらなぁ。

    しかし、こういったストーリーの本は娘たちには「何が言いたいの?」となってしまう。私も解釈に自信がなく、学校で読み聞かせる勇気もない。

    所要時間3分30秒

  • イラストレーター・画家のミロコマチコさんの初絵本だそう。どんな絵本かなぁって借りてみたら欲しくなっちゃった。
    力強い大胆な筆遣いで様々な動物がアートに登場するんだけど、その物語の構成が素敵。
    擬人化した動物が出てくるんじゃなくて、こんな風に生き物を演出する方法があったんだ!という新しい発想に感動でした。
    どれもいいけれど時計のリスとカメが好き。私もそんな感性で暮らしてみたい。

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著者プロフィール

1981年大阪府生まれ。画家、絵本作家。絵本、装画、展覧会、ライブペインティング、企業とのコラボレーションなど活動は多岐にわたり、生命力あふれる作風で、国内外から支持を集めている。2012年、『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で絵本デビュー。同作で第18回日本絵本賞大賞を受賞、『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞、『オレときいろ』(WAVE出版)で第25回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2015)金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で第26回ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB2017)金牌、第41回巌谷小波文芸賞を受賞。大規模展覧会として、2016年より「いきものたちの音がきこえる」が、2020年より「いきものたちはわたしのかがみ」が全国を巡回。2019年より南の島に移住し、見えないものの気配を感じとるように制作をしている。

「2023年 『みえないりゅう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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