月と金のシャングリラ 1

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 68
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781618722

作品紹介・あらすじ

時は1945年。美しきチベットの僧院で、少年たちは出会った。苛烈な運命に翻弄されることも知らずに…。
チベット動乱時の僧院を舞台に、少年僧たちの愛と青春の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 美しい!泣ける!
    チベットの暮らし、文化を信じられないくらい繊細な美しい絵と、正しい理解と知識で紹介されていて、しかも、BL案件あり、このような漫画が存在するとは!おそるべし2020年と思いました。
    これは新しいチベット紹介チベット勉強の定番作品と言えるでしょう。

  • チベットの僧院に置き去りにされた幼な子。そこで他の少年たちに支えられながら成長していく。主要二人は友達というには執着あるし少年ブロマンスというよりは濃厚。でもBL…では今のところない(これからもない?)。
    エンタメ的にはあまり響かないんだけど、荘厳さというか、アミニズムを感じさせるすごい画力。
    最後のシーンでベッドに寝そべる二人が胞衣に包まれた胎児のような…。これまた百日紅のような肌の滑らかさが神々しかった。

  • 父にチベットの僧院に置き去りにされたダワ。ドルジェやガワン先輩ら学友とともに過ごす青春の日々。チベットでの生活、チベット文化、化身ラマたるトゥルクの少年との交流などの描写が興味深く。チベットに迫る人民解放軍の足音をバックに、次巻は…と。

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著者プロフィール

漫画家、絵地図作家。チベットの少年僧の漫画『月と金のシャングリラ』(イースト・プレス 2020)が第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出。司馬遼太郎のデビュー作を漫画化した『ペルシャの幻術師』(文藝春秋 2022)が評判を呼ぶ。雑誌等の挿画、挿絵などでも活躍中。

「2023年 『チベット女性詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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